
TEAM 135
旅行に行った先々で、旅の思い出として自分自身におみやげを買ったり、家族や恋人、友人や日頃お世話になっている人々におみやげを買って帰るということは、多くの人が経験していることではないでしょうか。
『おみや~江戸と昭和の旅・みやげ~』展では、江戸時代と昭和30~40年代の旅の様子と旅土産に注目しています。江戸時代は庶民の間で寺社参詣などを目的とした旅が流行し、その旅の目的に行った証としておみやげが発達する時代であり、昭和30~40年代は、鉄道などの交通網が発達し旅の形態が変化するとともに、おみやげのあり方も変化する時期です。
本展では、江戸時代において旅の代表的な目的地であった寺社の前に発達した門前町のおみやげとその旅の装いや持ち物の紹介と、昭和30~40年代の旅の装いと持ち物、そして観光地のおみやげを紹介していきます。