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銀河鉄道の夜  本当の幸いとは

チーム:イーハトーブ

この「銀河鉄道の夜」展は「幸せについて考えよう」というコンセプトを基に企画した。小説『銀河鉄道の夜』の原作者・宮沢賢治は、この小説の中で何度かにわたって「本当の幸とは何か」という疑問を物語の主人公であるジョバンニに語らせている。ここで語られている「幸せ」はあくまで一例だが、普段は意識しない自分のまわりにある幸せについて考えてもらえればと思った。

展示品は、デジタルペインティングを得意としているKAGAYAの絵画を使用する。使用する理由としては、この物語の幻想的な雰囲気のイメージに合うと思ったからだ。

展示配置は、序章を含む6つに分け、1章からは原作のストーリーに沿って展開していく。そして最後のブースには、自分の思う幸を書いてもらう常時開催のワークショップを配置した。途中には鉄道の模型や、原作に登場する船の関連書籍を配置している。他にも幕間として、銀河鉄道の夜のアニメ映画を流すことにしたので、足を休めて観てもらえればと思う。

 

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