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世界の青  ~広重ブルーからクラインブルーまで~

チーム:ベルーガ

この世界には、たくさんの青があります。私たちは、日常生活で色々な青を目にします。青い空、青い車、青い花、青いマグカップ、青い洋服。“青”と一言で言っても、明るさや透明感が違ったり、ムラができていたり、濃淡に差があったりします。その違いは、青色の材料や作った人が異なるからです。そして、それは美術作品でも同じことがいえます。

今回、「青」をテーマに設定し、青を特徴とする美術作品を集めました。この展覧会のねらいは、鑑賞者に、青色の視覚的な違いと、それに伴う顔料・染料という色材の違い、更に色材の生産技術の歴史を理解してもらうことです。

そこで、時代や国・地域にとらわれず、青を特徴とする作品を32点選択し、青色の種類ごとに区分し、4章に分けて、展示します。

青色が好きな人も、嫌いな人も、それぞれ異なる魅力や史実をもつ青色作品を鑑賞して、青について理解や関心を深めていただけたら幸いです。

 

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