過去の成果発表(博物館実習1)(博物館実習1)

科学と芸術展  学問の境界線

チーム:清水のみ委員会

この展示会企画は、芸術と他学問との関係性を問うものです。そのなかでも科学という、一般に芸術からやや遠いと思われているものを選択しました。それぞれ普段は独立して展示されている美術館と科学博物館のコレクションが、混在して展示されます。芸術家が制作したものはもちろん、数式から導き出される幾何学の図形やミクロな世界を映した写真作品など、作者のいない作品もなかには存在します。どれが美術で、どれが科学なのか。そして、その境界線は果たして存在するのでしょうか。

この展示会は『数学・物理分野』・『生物医学分野』・『科学分野』の3つに大きく分けました。芸術と科学との関連性を問う展示は、『医学と芸術展』(森美術館・2009年)など博物館の企画展においても散見されますが、とくに数学・物理に関連する美術品の展示は珍しいものとなっています。芸術家が感じた科学を、ぜひこの目で確かめてみてください。

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