「総合演習(子供の遊びと学び)」の授業は、これまで見てきた授業とは違い、教育に関する各自の問題意識や興味関心に合わせ、学びを深めるための選択授業です。(詳しくは「学習の流れ」の「4年間の流れ」をご覧ください。)
その中でも「総合演習(子供の遊びと学び)」では、自分たちができること、やりたいことを持ち寄り、子どもからお年寄りまで地域の人が交流する機会をつくる実践的な活動です。既存の「図工の本」などは一切使いません。アイディア出しから試作、材料の準備まですべて自分たちで考えてつくりあげます。
6月17日の授業では、6月23日(日)の本番 に向けて、準備の真っ最中でした!
練り消しを使って、小さい食べ物などをつくる屋台、作ったスライムをガチャガチャに入れて持ち帰れる屋台、いろんなの素材でモンスターを作ってジオラマの風景に飾る屋台など、ものづくりの内容が多い中で、「匂い」や「音」など感覚を楽しむ屋台もありました。
授業には、同じく教職課程を履修している4年生の学生がSA(スチューデントアシスタント)として、学生のアイディアをまとめる手助けをしてくれます。「匂い」を楽しむグループは、最後にどんなかたちで表現するかを悩んでいましたが、いろんな香りを組み合わせて、香りに名前を付けるというかたちになりました。また、「音」をテーマにした屋台では、いろんな音楽を聴いて想像する色や形に合わせて、五線譜を書いた紙にスタンプを押して遊ぶそうです。とても面白そう。
来てくれる子どもたちのことを考えながら、自分たちができること、楽しいと感じることを形にしていくことで、教育に関する関心がより高まっていきます。本番が楽しみです。チラシは「カタケンぶろぐ521」でご確認ください。http://blog.tuad.ac.jp/doing/?p=1730