7月3日は、鈴木先生の「教育方法」の授業風景をご紹介します。
今回の授業は、「キャリアプランニング」の授業。教職課程なのに、キャリアプランニング?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これは、これまで学んできた「問題解決型学習」を利用して、人生設計を戦略的に進めながら、日々の学生生活を充実させようとするねらいがあり、いわゆる「進路指導」とは異なります。
授業プリントは真っ白です。そこに、「将来の夢」と「今の自分」を書いていきます。ここまでは、誰もがきっと行うことだと思います。 鈴木先生は、そこに「マッピング」という方法を使います。そのことで、「今の自分」や「将来の夢」の具体的な内容を意識させていきます。
その後、学生生活の中の「山場」となる活動を書いていきます。(たとえば、「就職活動」「教員採用試験」いろいろありますね。)すると「いつ」、「どんな山場」があるのかがしっかり見えてきます。
将来どんな自分になりたいのかを明確にすること、そして自分の長所をもとにして具体的な準備を考えること。このように将来の人生をイメージしながら、日々の学生生活を意図的・計画的に送ることができます。この表を作り出すことは、学生たちにとって、教職だけでなく、学生生活、就職活動などを考えるうえで貴重な材料になるはずです。
履修している学生たちは、時間をじっくり使ってプリントに記入していました。真っ白いプリントは、たくさんのキーワードでうまったでしょうか?