月曜日の6限には、片桐教授の『教育学研究4(子供の学びと遊び)』の授業があります。
この授業では、学生がグループになり、自分たちのできること・好きなこと・こどものころに熱中したことなどをベースに「遊び」を企画し、山形市の南公園で実践するという授業です。地域で子どもと関わることの意味を学びながら、「子ども」の実際を知る大切な機会となります。
先月に1度目の「だがしや楽校」の実践をしたことから、前回の授業では自分自身の好きなこと・得意なをことを分析するワークショップを行った学生たち。この日の授業では、手を動かしながら試作を行いました。
授業には、3名のSA(スチューデントアシスタント)がついています。
現在4年生の彼女たちは以前はこの授業の履修者でした。経験豊富な4年生の視点から、学生たちに具体的なアドバイスを行い、授業のサポートをします。こういった場面で学年をこえたつながりが生れ、学生同士で学びを深めているのです。
今回は学生たちは4つのグループに分かれているようです。
『めがねごはん』のグループ。おもしろくてかわいい「ご飯」たちが出来上がっていますが、「メガネ」と「ごはん」をどのように関連付けるのか、考えどころです。
『魚つり』のグル―プ。
当初の予定から変更して、魚をつるのではなく、パーツを釣らせて、そのパーツで魚をつろうというもの。
どんなものをパーツにするのか、子どもたちに興味を持ってもらうための魚の試作づくり、具体的に形にしていくものがたくさんありそうです。
ほかにも、「ピエロ」になりるための帽子や服を作って、「ピエロ」らしい動きをしてみようという屋台。
活動の拠点になる公園に、宝ものをおいて発見していく『はじめやクエスト』
授業の最後にSAの1人が
「自分達の『好きなこと』からスタートしたので、それを大切にてほしい。「企画をつくること」も大切だけど、そのことに集中しすぎると企画内容に縛られてしまうこともあるよ。」と話してくれました。
手を動かしながら、「好きなこと」と「実際にできること」を行ったり来たりして、活動内容をつくりあげることの意味を考えさせられる言葉でした。
本番は、6月28日(土)。
どんな屋台内容になるのかが楽しみです。
■『教育学研究4(子供の学びと遊び)』シラバス
https://portal.tuad.ac.jp/up/faces/up/km/Kms00802A.jsp
■かたけんブログ521
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