「美術科教育法4」の授業では、特別講師の先生をおよびして教育現場でのお話しや授業について講義をしていただきます。
今回は、吉田卓哉先生にお越しいただきました。
吉田先生は現在、山形県教育センターで指導主事をされています。学校で授業をされている先生方に対して授業を講義したりと、簡単に言えば「先生の先生」のようなお仕事をされています。
今回は、吉田先生が指導案を持ってきてくださり、学生が生徒役になって授業が行われました。
題材名は「デザインって楽しい!~日常生活に使える楽しく便利な製品のデザイン~」。
先生が持ってきてくださった様々なデザインのグッズを見て、学生たちは大興奮。
吉田先生はもともと絵画を描かれている方で、デザインの分野に対して苦手意識があったそうです。
ですが、教師として様々な分野を教える立場となり、デザインの事を学ぶうちにその楽しさに気づくことができたそうです。
先生の授業プリントには、「教える人間として授業や美術部に関わり続けるために、自分自身が制作すること」と「継続して活動すること」の重要性が書かれています。
その考えを現在も貫いている先生の姿に、いろんなことを考えさせられました。