3月12日(月)、酒田市立西荒瀬小学校6年生の卒業をお祝いして、サプライズの黒板アートを制作しました!
制作したのは、教職課程を履修している4年生の小見七望さん(日本画コース)、
3年生の髙橋ひかるさん(日本画コース)と北澤知佳さん(日本画コース)、2年生の三浦百葉さん(洋画コース)の4名。
事前に何度も打ち合わせをし、大学の黒板を使って練習もして、本番当日を迎えました。
サプライズということもあり、放課後、生徒たちが帰った後に作業開始です。
現場にはテレビや新聞の取材がたくさん入ったこともあり、事前に練習はしていたものの、慣れない環境の中での制作はなかなか大変だった様子。
それでも、計画どおりに、黒板いっぱいの絵が出来上がりました。
西荒瀬小学校では、サケのふ化から放流までを学習しているそうです。
そのような背景まで事前にしっかりと調べて出来上がったこのデザイン。
サケの上に並ぶ生徒たち一人ひとりの笑顔も、写真を見ながら丁寧に丁寧に描きました。
翌朝、生徒たちが喜ぶ様子をテレビや新聞をとおして見ることができ、とても嬉しくなりました。
もともとこの企画は「あおぞら学年卒業式黒板ジャック計画」として、
西荒瀬小学校の6年生の保護者から大学に依頼があったのですが、
教職課程を履修している学生たちの学びの場になるのではないかということで、お話をいただきました。
子どもたちとの関わりは、教職課程を履修する学生にとって、他には代えがたい実践の場となります。
今後も、このような機会がありましたら、ぜひ積極的に関っていきたいと思いますので、学生の皆さんも興味があれば参加してみてくださいね。
▼WEBに掲載された記事などはこちら
YOUTUBE 山形新聞 「黒板アートに6年生感激 酒田・西荒瀬小」
https://youtu.be/X-eJ8lw2TkY
山形 NEWS WEB 「卒業の児童へ黒板アートの贈り物」
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20180313/6020000271.html
教学課教職課程担当者(2018.3.20)
教職課程履修中の学生各位
卒展期間中の2月11日に中学生を対象とした『卒展ツアー』を実施しました!
教職課程履修中の学生が中心となって進めたこの企画について紹介します.
教職課程履修中の学生が有志で集まり,ツアー全体を計画するこの『卒展ツアー』 に
今年は県内の中学校5校から美術部に所属する総勢60人の生徒さんが参加してくださいました.
卒展有志メンバーは17名.当日まで何度もミーティングを重ねてきました.
↑ 直前ミーティングの様子.
この旗は移動中グループがはぐれないように目印として昨年から考案されたもの.
今年は洋画の学生とグラフィックの学生の合作となっております.
とっても可愛くて,事務局員も感激しました!!
何度か繰り返されたミーティングでは
”中学生はどのようなことに興味を持つのか”,
”どのようなルートで回ったら限られた時間内で最大限楽しんでもらえるのか”など
卒展を楽しんでもらう,美術により興味をもってもらう,ことに加えて
安全に卒展ツアーを実施することも頭に置きつつ様々な案を出し合っていました.
いよいよ迎えた当日.
当日は今年度卒展の中で一番と言ってよいほど天気が荒れた一日でした.
中学生が無事に到着できるか心配しながらも学生たちはツアーの最終チェックを行ってくれました.
グループ分けして、見学開始!
各展示場所では先輩たちにアーティストトークを依頼し、
作品に関する説明をしていただきました.
作品を前に作者の話を聞けるアーティストトークに生徒さんも興味深々!
いろいろな質問を投げかけていました.
ツアーを終えた後は気になる作品をグループで振り返り…
代表の生徒さんに気になったポイントを発表いただきました!
最後はしっかり反省会まで開いてくれた学生メンバーでした(^^)
大学の授業では実際に生徒さんたちに関わる機会はかなり限られます.
教職課程の学びの中で得た知識,または疑問など実際の生徒さんたちにふれあい,
実践することがより学びを深めていくことにつながります.
「ボランティア、したことないな…」,「生徒さんたちに関わりたいな…」と
思っている皆さん!学内にもこんな素敵なチャンスがありますよ.
他にもさまざまな活動がありますので先生方からのアナウンスを聞き逃さないように
引き続きアンテナを張って,積極的に参加していきましょう!
参加メンバーの笑顔は活動が充実していた証ですね!!
もうすぐ4月!
春休みの現在は新年度に向けてまずはゆっくり休養!
そして,いろいろなものを観て・感じて興味を深める活動をたくさんして
また新たな表情で4月に戻ってきてくださいね♪
教職課程担当者(3.07)