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ワークショップ

2014-07-01授業風景

「教育職員論」 授業風景

今年度はじめてとなりますが、座学の授業の様子をご紹介します。

6月25日(水)の教育職員論の授業風景です。
鈴木強太先生が1,2年生を対象に行っている授業です。
授業では、教職の意義や教員の役割・職務内容等に関する学習を行い、教員に必要な教育者としての使命感を身に付け、子どもたちへの深い理解をもとにした学習指導方法についても学習していきます。

授業の冒頭に学生が、自分の関心のあるテーマをピックアップして情報を整理して、発表する時間があります。
今回は2名の学生がそれぞれ「国旗国歌問題について」と「教員の不祥事について」をテーマにして発表していました。

自分で関心のあるテーマについて調べることで、教育を取り巻く状況について知り、これまで受けてきた学校での教育をふりかえることにもなっているようでした。

2014-06-20ワークショップ

悠創の丘ワークショップ 本番準備!

こんにちは。悠創の丘WS本番まで、あと1週間。
募集していた45名の定員はすでにうまったそうです。やる気がわいてきますね。

さて、昨日は本番に向けて材料の加工を行いました。
教職課程グループは、竹を使った活動内容になっているので、全部で300程度パーツを切り分けます。

竹の枝葉をカットして、

丸ノコやノコギリを使ってカット。

さらに、ナタを使って竹をわります。

みんな作業になれてきて、見ていてとても頼もしいです!!

また、今年生えた新しい竹を使っているので、とても柔らかく手で割れる(!)ことも発見していました。

WSを行う際には、こういった地道な作業があります。
通常であれば大変な作業ですが、みんなで話ながら楽しく活動できるのはグループで活動することのメリットですね。
また、他の科の学生と話をすることで、自分の学科について改めて考察する場になっているようです。

作業はみんなの力であっという間に終わりました。
次回は本番直前の話し合いです!
ラストスパート頑張りましょう!

2014-06-17授業風景

試作真っ最中!-教育学研究4(子供の学びと遊び)- 

月曜日の6限には、片桐教授の『教育学研究4(子供の学びと遊び)』の授業があります。
この授業では、学生がグループになり、自分たちのできること・好きなこと・こどものころに熱中したことなどをベースに「遊び」を企画し、山形市の南公園で実践するという授業です。地域で子どもと関わることの意味を学びながら、「子ども」の実際を知る大切な機会となります。

先月に1度目の「だがしや楽校」の実践をしたことから、前回の授業では自分自身の好きなこと・得意なをことを分析するワークショップを行った学生たち。この日の授業では、手を動かしながら試作を行いました。

授業には、3名のSA(スチューデントアシスタント)がついています。
現在4年生の彼女たちは以前はこの授業の履修者でした。経験豊富な4年生の視点から、学生たちに具体的なアドバイスを行い、授業のサポートをします。こういった場面で学年をこえたつながりが生れ、学生同士で学びを深めているのです。

今回は学生たちは4つのグループに分かれているようです。

『めがねごはん』のグループ。おもしろくてかわいい「ご飯」たちが出来上がっていますが、「メガネ」と「ごはん」をどのように関連付けるのか、考えどころです。

『魚つり』のグル―プ。
当初の予定から変更して、魚をつるのではなく、パーツを釣らせて、そのパーツで魚をつろうというもの。
どんなものをパーツにするのか、子どもたちに興味を持ってもらうための魚の試作づくり、具体的に形にしていくものがたくさんありそうです。

ほかにも、「ピエロ」になりるための帽子や服を作って、「ピエロ」らしい動きをしてみようという屋台。
活動の拠点になる公園に、宝ものをおいて発見していく『はじめやクエスト』

授業の最後にSAの1人が
「自分達の『好きなこと』からスタートしたので、それを大切にてほしい。「企画をつくること」も大切だけど、そのことに集中しすぎると企画内容に縛られてしまうこともあるよ。」と話してくれました。

手を動かしながら、「好きなこと」と「実際にできること」を行ったり来たりして、活動内容をつくりあげることの意味を考えさせられる言葉でした。

本番は、6月28日(土)。
どんな屋台内容になるのかが楽しみです。

■『教育学研究4(子供の学びと遊び)』シラバス
https://portal.tuad.ac.jp/up/faces/up/km/Kms00802A.jsp

■かたけんブログ521
http://blog.tuad.ac.jp/doing/?p=3260
 

2014-06-16ワークショップ

悠創の丘ワークショップ 試作編!

だんだんと暑さがまして夏らしくなってきましたね!
さてさて、悠創の丘のワークショップでも、参加者の募集が始まりました。
本番に向けて準備もちゃくちゃくと進んでいます。

6月5日には、前回にでたアイディアをもとにして竹を使って試作を行いました。
竹をカットするために総合美術の工具をお借りして作業をします。子どもたちが触るのものなので竹をカットするときは、ささくれなどに注意が必要ですね。

手を動かしていると、当初のアイディアとは全く違うものが生まれてきました!!

竹に糸を巻いた「ペンたて」

竹に透明テープをはり、その中にビーズなどを入れて装飾する「竹顔」

そして、竹の音がきこえる「風鈴」

「実用的なもの」や「子どもがつくりたくなる形」、それぞれの学科の持ち味がでた活動内容に発展しました。

また、翌月の12日には、作品を飾るための竹のドーム「ひみつきち」の試作を行いました。

建築家の鈴木明さんの『子どもとあそぶ家づくり』の本で竹の家のつくりかたを発見。実際にやってみたところ、少ない本数で立派なドームができました!美術科の学生が多いので、こういった建築の視点からのワークショップにふれることはとてもいい勉強になります。

先生方との打ち合わせでも「当日、会場の大切なアイコンになるんじゃないか」と盛り上がりました。
本番が楽しみです!

2014-06-02ワークショップ

「四季を楽しむ創作教室」ワークショップ話し合いの様子

みなさんお久しぶりです。今年度も教職課程ブログを更新していきますよ~。

大学の近くにある「悠創の丘」で毎年行っている「四季を楽しむ創作教室」という企画があります。
これまでは総合美術コースが活動内容を考えて行っていたのですが、今年は総合美術コースのほかに、教職課程、学芸員課程の有志の学生も参加して、それぞれの専門性を活かした活動内容を持ち寄ることになりました。

年に4回ある活動のうち、第1回目は6月29日。
季節ごとにテーマがあり、第1回目は「竹などを使ってオリジナルの七夕飾りをつくろう!」というもの。

早速有志メンバーで集まって、アイディア出しを行いました!

総美のヨネザワさんに進行をお願いして、ひとりひとりが考えてきたアイディアを出し合います。

竹をつかって、音がなるもの、ペンたてなど実用的なもの、ドームのような秘密基地をつくる、などなどいろんなアイディアが飛び交いました。

今回集まったメンバーはみんな3年生。学科は違いますが、「だがしや楽校」の授業、大石田でのWS、学科での活動などこれまでの経験を活かして、アイディアをだしては重要な部分を確認してまとめるという作業を、ひとりひとりが積極的に行っていました。
「なんかワクワクしてきた~」
ひとりひとりからそういった言葉が聞こえてきました。

次回の活動では、実際に竹を使って試作を行います!
竹という素材を活かして、どんなことができるのかたくさん実験していければと思います。

2014-02-12その他

教職課程メンバーによる中学生のための卒展ツアー!

こんにちは。山形はまだまだ冷え込んでいます。でも、学内は盛り上がっています。

なぜならば!「東北芸術工科大学 卒業/修了研究・制作展」が行われているからです!

「東北芸術工科大学 卒業/修了研究・制作展」 http://www.tuad.ac.jp/sotsuten/

会期:2014年2月11日(火・祝)→16日(日)10:00-17:00
会場:東北芸術工科大学キャンパス(会期中無休/入場無料)

卒展は4年間の集大成を一同に見れる機会です。美術のこと、そして大学のことを多くの中学生にも見てもらいたいということで、大学から教職課程に「卒展ツアー」の依頼がありました。山形市内の3つの中学校から総勢で100名の中学生が見学にくるそうです!(すごい人数!)

現在、3年生の学習会のメンバーが中心となって、ツアーの計画を練り上げています。(昨日は会場を下見してどんな作品があるのかチェックしていましたよ)当日はグループに分かれて、会場を移動して学生が作者にインタビューしたり、作品解説を行うそうです。

おもしろい作品はどのように生まれるのか?

制作のさいにはどのようなことを考えているのか?

中学生の心に響くようなツアーになるといいですね!本番が楽しみです。

 

2014-01-27その他

教育社会学~学生の「日常」の活動発表~

こんにちは。今期初めて、教育社会学の授業にお邪魔しました。

今年の教育社会学では、授業の前に学生が行っている様々な活動を発表する機会を設けているようです。今回は、『福興会議』の活動に参加している学生が、活動報告を行ってくれました。

『福興会議』 http://fukukou.tuad.ac.jp/news/422.html

震災直後は、被災地へボランティアバスを走らせる「スマイルエンジン」の活動などを行っていましたが、震災から3年近くたつ最近では、様々な方から震災に対しての考えきき、未来に対しての想いを届ける「ゼンシンラジオ」の活動に取り組んでいるそうです。

 学生は、ラジオで取り上げたい人をリサーチし、インタビューを行い、放送。そして、ブログにまとめるという一通りの作業を行っているそうです。大学では、学科での制作や授業のほかにも、このように様々な活動に取り組むことができます

発表者からは、本学の教授が取り上げていた「小さくてもいいから自分なりのメディアを持つこと」という言葉を用いて、震災に対する様々な考え方を聞くこと、そして伝えいくことで、自分自身のこととして災害を考えてもらうきっかけを作りたいと話していました。

他の学生からは、「放送をするさいに気をつけていることは?」など、様々な質問が飛び交います。友人同士であっても、どんな活動をしているのかきちんと知る機会が少ないため、とても貴重な機会だったと思います。

 

授業の担当教員の片桐教授からは、「学生ひとりひとりが行っている制作も、極めていくことで自分なりの『メディア』になる」という話がありました。また、地域に飛び出していくことでたくさんの人とつながることができるという点に注目していました。最近では、大学の卒業生と出会い、彼らが地域と結びつきを作ってくれるという話がありました。

地域とのそのつながりの中で、何に注目して、どんなことをしていくか。各自の生き方や制作の可能性があるように思いました。

結局、授業内容じゃない部分をピックアップしてしまいましたが、すごく充実した時間だったと思います。地域で、もまれた学生たちが、これからどのように変化していくのか、注目です。

 

 

 

 

2014-01-17その他

「美術科教育法4」特別講師 須田一成先生の講義

今年度の授業もラストに近づいてきました。あっという間ですね。

「美術科教育法4」での特別講師の先生の授業をご紹介します。

今回の特別講師は、須田一成先生です。先生は現在山形県内の中学校で強弁をとっています。

先生の授業では、「こどもたちが考えること」、「多様な表現が生まれる授業内容であること」を大切にし、学校内に留まらない、様々な実践のお話ししていただきました。

山形に来る以前は、神奈川県川崎市で教員をされていたそうです。その頃の授業では、コンピューターを活用したポスターやCMの作成、多様な素材を活用した時計作りなど、技術などの他分野との連携もいえるような教材内容でした。 

生徒が作った作品のメッセージを見て、思わず微笑んでしまいます。 

特徴的なのは、グループをつくり、生徒同士がアイディアを出し合い、技術を持ち寄り、ものをつくりあげていることです。このような学習方法は、協同学習とよばれ、先生が教壇に立ち一方的に教えるのではなく、生徒同士が学びあう関係をつくりだすことを特徴にしています。 

先生が山形で教壇にたってからは、授業を基盤として、生徒と地域を結ぶ取組を行っているように感じました。

白鷹町の地域の陶芸家の方から指導をしていただき、制作したお茶碗でお茶会を開催。地域の方を招いてお茶をたててもらい、生徒との交流の機会をつくりだしています。また、白鷹町で生産されている深山和紙の職人さんを取材し、生徒に紹介する導入を行っていました。制作したランプシェードは、地域のお祭りで展示され、地域の方の目を楽しませるオブジェとなっていました。

 

美術が生活から離れたところにあるのではなく、私たちの生活の近くにあること。生徒同士がアイディアを出し合い、学びあうことを通して、地域の課題を解決していく力になること。先生の授業にはそんなメッセージが含まれているのを感じました。 

パワーポイントでは、授業をビデオ撮影したものが多く使用されていました。記録をとることの重要性も感じました。

学生たちは、先生の様々な「学びのデザイン」を見て、どんな思ったのでしょうか?

2014-01-08その他

「美術科教育法4」 小学生を対象にした模擬授業

明けましておめでとうございます。2014年もさっそく授業風景を撮影にいきますよ~。

今回の内容は、なんと!小学生を対象にした「図画工作」の模擬授業です。芸工大では、中学校と高校の美術の免許が取得できるほか、希望者は、聖徳大学との提携プログラムを履修し、在学中に小学校教諭の免許を取得することもできます。ただし、勉強力は圧倒的に増えます。今回は、3年生で唯一の小学校課程の履修者の学生が模擬授業を行いました。

題材は『ライトドローイング』です。

なにやら、ブルーシートで教室を暗くしたり、机を後ろに押して広い空間をつくりカメラやパソコンの機材を動かし始めましたよ。

今回時間が多いというのもありますが、このように教室の空間の使い方を変えることで、授業を受ける生徒も「今日は何をするんだろう」というワクワクした気持ちになりますよね。

2つのグループに分かれて、ライトや懐中電灯を片手に光を動かします。(写真がブレてしまいました・・・!)

10秒後にカメラのシャッターが切れると・・・

光が線になって、写真に写ります!!これには、(生徒役の)学生も大興奮!

技術の先生とのコラボ授業という設定になっていています。この授業は、3人で運営していて、それぞれがアイディアや技術を持ち寄りつくられています。昨日も授業後に教室を借りて、練習をしていたそうです。その気合いが今日の活動に活かされていますね。

 

この活動をベースに、くじで引いたテーマにものづいて一枚の写真をつくろうという授業のようです。

生徒に対しての言葉の使い方で工夫する点はまだまだたくさんありそうですが、とても魅力的な授業でした!

小学校と中学・高校で一番違うのは、教科が「図画工作」であること。

低学年を対象にした題材では、「造形遊び」が多く取り入れられています。ものをつくることを通して、気づきを得たり、他の生徒との話から新しい創造を膨らませたりと、制作のプロセスを重用視しているのです。

中高の「美術」と小学校での「図画工作」の違いについても学ぶことができる貴重な時間でした。

 

 

2013-12-12その他

教職実践演習 「こども芸大の活動を見学」

教職実践演習は12月で終了なので、大詰めです!今日は「こども芸術大学の意義について理解する。指導員の指導法等を学ぶ」という授業内容でした。

1時間目に、池田先生の講義から、こども芸大の理念と教育について学びます。 

 池田先生からは、こども芸大での授業から「ケンカした子どもたちがいても、大人はすぐにとめない。子どもたち同士が考えたり、仲直りするのを見守ったり、手助けするんだ。」という、子どもと大人の関係についてのエピソードを話してくださいました。

こども芸大では、多様な価値観があり、ひとりひとりの生き方が認められるような社会を目指すために「芸術」を活かしています。「芸術」は何も、作品をつくることだけではなく、気づきや人につたえるための表現などを生み出す大切な考え方になります。また、子どもを育てるお母さんも一緒に入学し、学んでいくことが特徴です。池田先生からは、こども芸大の考え方についてしっかり教えていただきました。

2限目には実際に、こども芸大での授業を見学しました。こども芸大では美術の技術を持った職員が「芸術専門指導員」として造形の活動に携わっているのも特徴です。今日の授業を担当してくれた矢作先生は、芸工大の卒業生なんですよ。

まず、「とんび」の音楽に合わせて体を動かしたあとに、ひとりひとりが想像する「鳥」をつくります。

「みんな、どんな鳥知っている?」

「ツバメ!」

「ワシもいるんじゃない?」

「じゃあ、鳥さんの体にはどんなものがついているの?」

「くちばし」

「目がないとエサをさがせないよ」

ひとりひとりの子どもたちの会話を大切にしながら次の活動に子どもたちを導いていく様子が見ていてわかります。

 

 

最後に授業のねらいについて矢作先生から解説がありました。さまざまな現場を見させてもらうことは、とても貴重な機会です。学生は、導入から制作に至るまで先生のねらいがあり、それをあんなに自然な形でプログラムに反映させているのを見て、学生にとても勉強になったのではないかと思います。

こども芸大のみなさん、ありがとうございました。

 

 

 

 

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