歴史遺産学科

　2月18日日曜日に、山形市村木沢地区にある、村木沢コミュニティセンターで古文書整理活動報告会を行いました。
　芸工大では数年かけて村木沢地区の古文書整理を行っており、今年度その活動が終了し、『山形市村木沢文書目録』を刊行します。それに伴い、今までの活動内容と、山形市村木沢文書の内容と、古文書の紹介などを行いました。

　吹雪の中にもかかわらず、会場には続々と地域の方がいらっしゃり、開演の時間になると、50人ほどの方々で会場が埋まりました。

　発表では歴史遺産学科の３年生が３名それぞれ「東北芸工大と古文書整理」「村木沢文書の概要と特徴」「江戸時代の境界争いー沼木村との争論ー」と題して発表をさせていただきました。

「東北芸工大と古文書整理」

大学の説明や、歴史遺産学科で行っているフィールドワークについて、また、古文書整理の手順について発表しました。

「村木沢文書の概要と特徴」
村木沢地区に残る古文書の種類についてや、その古文書の特徴などを発表しました。 

「江戸時代の境界争いー沼木村との争論ー」

江戸時代の村木沢と他地域との境争論に関する話を古文書や絵図を用いて発表しました。

発表後の休憩時間にはみなさん席を立ち、古文書を眺めて熱心に質問などをしてくださりました。

　来てくださった方々から、「発表がわかりやすくてよかった」「発表ありがとう」、という言葉をかけていただけました。