「メディアアート論」では、毎回様々なジャンルの方をゲストにお迎えしています。
10月29日(木)は、山形県酒田市出身の写真家 佐藤時啓氏(東京藝術大学教授)をお迎えします。
佐藤氏は、光や時間、空間、身体といったキーワードをテーマに制作しています。代表作である<光―呼吸>シリーズでは、カメラを長時間露光させ、ペンライトや鏡を使ってフィルムに光の軌跡を描き出し、 光によって作者(人)の存在とその制作(生命)活動、そして時の流れをその場所に印していく作品を制作するなど、その独自の写真表現による作品は国内外で高い評価を得ています。
この講義は聴講可能ですので、興味のある方はぜひお越し下さい。
「メディアアート論」
■10月29日(木)
■3b限 12:30 ~ 13:50
■本館201講義室
※一般無料/一般入場可 全学生、教職員聴講可
1957年酒田市生まれ.1983年東京芸術大学大学院美術研究科修了。
長時間露光により風景や物事の間に光を彫り込んでいくような写真作品の制作や,カメラの構造による公共的な場や空間,装置を各地に展開している。また近年はデジタルファインプリンティングの研究を行う。「第6回ハバナ・ビエンナーレ」(1997)「第9回バングラデシュビエンナ-レ」(1999)ほか多くの国際展に参加。 Leslie Tonkonow 画廊(ニュ-ヨ-ク) HAINS画廊(サンフランシスコ)などの画廊や、酒田市美術館(1999)、シカゴ美術館(2005) Frist Center for the Visual Arts(2010) 、東京都写真美術館(2014)、鶴岡アートフォーラム(2015)で個展を開催。