去る11/18に、山形県インターネット放送局「やまがたchannnel」完成試写会が行われました。
この通称「やまちゃん」は映像学科生が全員通る『試練』です。
企画を考え、クライアントにプレゼンテーションをし、撮影交渉、撮影、編集、試写をしてまた編集…という一連の映像制作を通してグループ制作のむずかしさや、
インターネットを通じて公開される作品をつくるプレッシャーなどとはじめて戦う授業なのです。
授業のはじめから特別講師として多くのプロフェッショナルから助言や叱咤をいただきながら、ようやく県の広報室のみなさんや学内職員の方々にお披露目です。
この日は審査員として根岸学長や林学科長もお越しいただきました。
緊張の中試写会がスタート!
全7チームの作品が上映されました。
この日の2週間前までは、ゴールが見えず「絶体絶命だと思った」と今村先生が漏らすほど心配された今年のやまちゃんですが、
どの作品も審査員の方々からは「今までで一番クオリティが高い」「すばらしい」など賞賛の嵐でした!!
さすが映像学科生。ガッツあります。
そして厳正なる審査の結果・・・・
最優秀賞は山形舞子を取り上げたドキュメンタリー作品を制作した、
舞子班の「私の生きる道」に決定いたしました!!
広報室からはつや姫の新米のプレゼント!!でかい!!
優秀賞以下は次の通りとなりました。
優秀賞・・・深緑ノスタルジア(酒田の魅力を情緒たっぷりのドラマ仕立てで表現した『酒田光芒録』)
YOZAN(米沢地方で愛されている偉人たちをヒーローズというキャラクターに見立て、スタイリッシュに表現した『米沢ヒーローズ』)
撮影賞・・・深緑ノスタルジア
録音賞・・・金山音(金山町で収録してきた、水路の音や金山杉の音がしだいに音楽に変わっていく意欲作『金山音』)
編集賞・・・舞子班
また、今回賞には選ばれませんでしたが
『語り継げ、やまがた』という、山形から生まれた民話の登場人物たちが歌って踊るコミカルな作品を制作した「どっぴんからりんすっからりん」チーム、
『和紙人』深山和紙の美しさをストップモーションアニメとドラマ仕立てで表現した「チームしわしわ」
そしてやまちゃんという企画そのものを宣伝するためにCMを制作した「コミュニケーションデザイン」班の『東北芸術工科大学やまがたchannnel CM総集編』
という作品が出そろいました。
山形県広報や学食のおばさま方、また学長からも講評をいただきました。
その中では「早くこの作品を他の大勢のひとにも見てもらいたい」と言っていただき、web公開に向けてまた気持ちを新たにできました。
喜んだり、がっかりしたり、色々な顔があった試写会でしたが、学生の顔はどこかやりとげたなあという充実感に満ちていました。
やまがたチャンネル2015、間もなく公開です!!