制作中


映像学科の松村泰三です。
昨日はAO入試の採点がありました。どれも力作ばかりで、全員合格にしたいぐらいでした。

最近は作品を制作しています。正確に言うと10年ぐらい前の作品を直しています。今風に言うと再制作です。
当時は、MSXという今のノートパソコンぐらい(でもモニターなし)のコンピュータを使って作品を制御していたのですが、
今回、名刺サイズのマイコンに変更しました。
10年もたつとコンピュータも小さくなるなあ、としみじみしました。
この作品は10月から半年、韓国のソウル国立科学博物館に展示されます。
この他に最近の作品も3点展示します。

映像の先生なのになぜ立体作品を作っているのかと思う方もいると思いますが、
写真をよーく見てください。丸い作品の真ん中にビデオカメラが写っているでしょう。
映像機器を使ってますねえ。(笑)

このような作品はメディア・アートと呼ばれています。
動く芸術、光る芸術から発展してしてきたものと言えるかもしれません。
この作品もカメラがぐるぐる回ります。

大学では、映像メディアを使って新しい映像表現を生み出そうというのが私の担当です。
映像学科にはさまざまな分野の先生がおり、非常に守備範囲が広い学科です。
ここでみなさんはさまざまな“映像”を学び、自分だけの映像表現を見つけてください。

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