2000年の第1回目に観に行って以来9年ぶりに妻有に行って来ました。
当然のことながら、作品数も格段に増えて、2泊3日かけても、3分の1も観られない状態。
芸術祭の成長の痕跡が確認出来ました。
今回最も感心したのは、作品よりも食事、松代の能舞台内の里山食堂の自然食系ランチプレートや
陶芸作品に地元の食材を盛りつけた「うぶすなの家」山菜餃子定食など、久々に感動いたしました。
そもそも、この芸術祭は、農家の廃屋や、廃校になった小中学校を改装した展示場が多く、言うなれば、古く、汚い建物がほとんどなのですが、食堂とトイレだけは驚く程きれいに、清潔に改装されてありました。現代美術ファンだけではなく、一般の観光客を意識したこういった気配りは、山形映画祭でも見習わなければと感じました。