過去の作品

小谷拓矢 Takuya Kotani
[グラフィックデザインコース]

マエキタミヤコ 評
突き詰めて、しつこく追いかけていくことが本当に大事だと思います。細かい跳ねとか、筆文字に似るようにとか、見ているといろいろなことを思ってしまうく らい人の想像力をそそります。しかもみんなを巻き込んでやっている楽しさとか、しつこさや根性などが相まっていて良いですね。

酒井忠康 評
人の輪というのかな、それぞれ違った考え方や感じ方をした人たちが、何かひとつの共通の話題の中で溶け合って一緒になるということは、とても大事だと思い ます。いわゆるデザインというのは、自分の持っている問題意識を社会化することだから、素朴な形だけれども見事にそれをしている。アートは、どちらかとい うとどこかで抵抗しようという意識が働く。アートとデザインの実に緊張した瞬間が、この作品を見た時に感じられました。

(2009年度 卒展プライズ受賞作品)