今年度で大学院映像領域を卒業する岩崎孝正さんの卒業制作「自然と兆候/4つの詩から」のDCP上映を行います。
福島県相馬市出身の岩崎さんは、これまでも東日本大震災後の福島をテーマにした作品を制作してきました。
「自然と兆候/4つの詩から」は、
福島の風景を撮影している写真家北海道在住の露口啓二さん、
韓国の鄭周河(チョン・ジュハ)さん、 映画監督(『いのちの食べかた』で知られる)ニコラウス・ゲイハルターさんたちの福島での撮影の様子やインタビューをドキュメンタリー作品にしました。
作品の合間には徐京植さん、若松丈太郎さん、河津聖恵さんの詩が朗読されます。
この作品は4月16日からベルギーのシネマ・ノヴァで上映が決定しています。
http://www.nova-cinema.org/prog/2016/154-avril/cinema-with-us/?lang=fr#article-16528
また、上映会では映像学科副手・千葉葵美香(京都造形大学映像学科卒業)の作品も上映致します。
「夢は今も巡りて」は、震災後東京に避難していた女の子を連れ戻そうとする男の話です。
https://www.facebook.com/RestaurantROBOU/
この2本はどちらも福島第一原子力発電所から20Km圏内で撮影されました。
ドキュメンタリーと劇映画という違いはあれど、同い年の東北出身の監督が制作した映画を同時に観られる機会です。
お時間がある方はぜひお越しください。
ちばシネマ番外編
3/22(火)17:00~ 東北芸術工科大学デザイン工学実習棟B サクラダシネマ
①夢は今も巡りて【劇映画:33分】
②自然と兆候/4つの詩から【ドキュメンタリー:50分】※DCP上映
※開場は15分前を予定しています。
問い合わせ先:tuad.eizo@gmail.com
023-627-2162