映像学科生の第二の関門(第一関門は新歓ビデオ)である山形チャンネルの今年度作品が
youtubeにUPされました!
やまがたチャンネルとは、山形県が持っている公式YouTubeチャンネルです。
映像学科では毎年、2年生の必修授業で、このチャンネルで公開される山形のPR映像を制作しているのです。
ただのPR映像とは違います。
山形県から依頼を受けてつくる作品のため、映像学科の学生は2年生で初めて「映像の仕事」を体験します。
今年は蔵王で企画合宿を敢行して、山形の歴史や特徴からしっかりと学びました。
企画を練って、いざプレゼンテーション。
プレゼンでは山形県職員の方や、大学で働く職員などに審査してもらいます。
映像については専門知識をもっていないが、山形に生まれて暮らす「山形県民のプロ」の目は結構厳しい指摘が入ります。
企画が無事通った班は、いよいよ撮影に入ります。
CG,アニメーション、写真など、ロケーション撮影に不慣れな学生も必ずロケに参加して作り上げなければならない「やまちゃん」
は、グループ制作という困難もあり、学生には大きな試練となります。
CMディレクターの今村先生や、
地方PRの名手、田中非常勤講師の適切な指導を経て、作品は完成に向かいます。
12月の最終作品発表では、林学科長も審査に加わり、優秀作品には表彰も行われました。
毎年、力作揃いの「やまちゃん」ですが、今年度は特にバラエティにとんだラインナップになっています。
- ●最優秀賞に選ばれた芋煮大戦争「十人十芋」
- ●山寺を若者の感性でスタイリッシュに描いた「ここにしかない閑さ」
- ●名酒「くどき上手」などで有名な亀の井酒造の若手杜氏の姿を追った「私がここにいる理由」
- ●なんでも冷やす山形県の気質をスピード感あふれる編集で描いた「COOL YAMAGATA」
- ●羽黒山の持つ静かな力がドラマ全体からにじみ出る「杉の向こうに」
- ●イケメン新社会人を地域全体で優しく支える山形の人情物語「働き者のおもてなし」
- ●せっかち彼氏とうっかり彼女がローカル鉄道デートでドッキリ♥距離が縮まる「長井時間」
- ●もう河童のインパクトと福井くんの好演しかコメントできない「歴史に逢える最上川」
以上8本が満を持してお目見えです!!
山形ってどんなところ?
そばとさくらんぼと樹氷でしょ?
そんなこと言っちゃう人にはぜひ、このYouTubeチャンネルを見せてください。
芸工大の映像に入りたいけど、遠くから山形の大学に通うためにどう親を説得すれば…?
そんな悩みを持っている高校生はぜひ、このYouTubeチャンネルを見せてください。
映像はスマホで誰でもとれる時代です。
でも、映像で人を感動させたり、何かを訴えたりするには、あるコツがポイントです。
そして一番大切なのは熱をもって作ること。
今年度の2年生、55名は最後まで熱心に作品作りに取り組みました。
彼らも4月からは3年生。
より専門分野で、自分の作品性を存分に発揮してくれることでしょう。
彼らの活躍をご期待ください!!