10/5(木)から開催!山形国際ドキュメンタリー映画祭の楽しみ方

本日より山形国際ドキュメンタリー映画祭が開催されます!


このブログを呼んでいる未来の芸工大生や現芸工大生、映像が大好きな皆さんが,
より映画祭に興味を持ってもらえるといいなと思い、
今日は、この映画祭についてちょっと紹介してみたいと思います。


山形国際ドキュメンタリー映画祭とは、2年に一度開催される国際映画祭です。
1989年にはじまり、今年で15回目を迎えます。
発案者は三里塚闘争のドキュメンタリー作品で知られる小川伸介監督です。
監督は東京都出身ですが、
のちに山形県に移住された所縁があります。
ドキュメンタリーだけの映画祭としてはアジア初開催で話題になり、
今でもアジア圏では大規模な国際映画祭として知られています。

上映される作品は、アジアだけでなく世界中の色んな国でつくられた作品が上映されます。

一般的なシネコンで上映される作品は、
スポンサーがつき、配給がつき、有名な出演者が出てきて、
確実に「売れる」ことが求められる作品が多いですよね。
ドキュメンタリー作品が一般的な映画館で上映されにくいのは
そういう「売れる」要素が少ないためです。

でも世の中の映画には、売れなくても素晴らしい作品はたくさんあります。

また、ドキュメンタリー作品は、
すべて監督の思い描いたフィクションで構成された
劇映画とは違った
「驚き」や「予想外」
が、あふれています。
コンペティション部門で世界中から集められたドキュメンタリー作品の中には、
今まで見たこともない作品があるかもしれません。
山形ドキュメンタリー映画祭はそんな新しい出会いの場として、山形の人々に親しまれています。


開催中は山形市の街中が外国人であふれます!
七日町を歩く見慣れない顔立ちの外国人たち...街の空気もなんだかお祭りの雰囲気で
ソワソワしていて、ワクワクしますよ!


ここまで読んでみて、ちょっと行ってみたくなった人たちがいると思いますが、
行こう!と思った人がつまづきそうなポイントをいくつかあげてみました。
参考にしてみてください!


◎どんなプログラムがあるかよくわからない…◎

ドキュメンタリー映画祭のHPでは、

・プログラム 
・上映作品 
・スケジュール 

と、縦にスクロールすることができます。
見慣れない方にはどこでなにをやっているか
ちょっとわかりにくいので、

・スケジュール

から行きたい日のプログラムをチェックするのが一番簡単ですよ!

作品内容のリンクが表示されていないものは、
その作品が何のセレクションで上映されているかを
調べると,少しだけどういう作品かがわかるかもしれません。

●たとえば...10/6の山形市民会館小ホール、10:30からの薔薇の葬列という作品。
(画像クリックで拡大)
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タイトル左にオレンジの▲が表示されています。オレンジ▲の表示は、
会場名の下に『特別招待作品』と書かれています。
これは▲がついている作品が特別招待作品枠の作品ですよということを教えてくれているので、
特別招待作品の所をクリックすると、
松本俊夫監督の追悼作品だということがわかります。

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(画像クリックで拡大)
セレクションが多岐にわたるために、
こういう表示になっているので慣れが必要ですが、
自分で気になるワードをチェックして観に行く楽しみがあると思います。

紙のプログラムも各会場に行くともらうことができます。
P_20171005_171250_1

※大学構内にも設置してあります。
このパンフレットも日付ごとにプログラムを探せるので、壁に貼ると便利ですね!
(ただ、上映会場の詳細がわかりにくいところがあるので、
HPでチェックするか問い合わせをお勧めします。)


◎車で行くときどこに停めたらいいかわからない...◎
車社会山形では、駐車料金は悩みの種。
一本ずつ観る場合は会場の近くでも問題ないかもしれませんが、
休みの日にたくさん観たい場合は停める場所に悩みますね!
残念ながらazの駐車場では提携割引などは行っていないようですので、
以下近隣駐車場を利用し、お散歩気分で徒歩移動しながら鑑賞計画をたてるのはいかがでしょうか。

●フォーラム山形・・・4時間までは200円。それ以降は100円/30分(9-19)、100円/60分(19-7)
●七日町商店街駐車場・・・150円/30分(8-17)、100円/60分(17-8)10時間券800円で販売!! 
●千足屋パーキング・・・・100円/30分 最大料金(9:00~20:00)1日¥600 ※20時までなので注意!!  
●七日町パーキングプラザ・・・160円/30分、最大料金800円だが10時間券650円で販売! 

こうやって見てみると、サービス券を購入して長く停めた方がコスパは良いようですね。
サービス券は各駐車場の管理事務室で販売しているようです。

ちなみにアズは、150円/30分です。

◎子供が小さくて映画観に行けない...◎
昼間だけですが、七日町商店街駐車場に併設している
子育てランド あ~べの託児室がご利用いただけます。
事前登録が必要ですが料金は500円/1時間、以降250円/30分で
安心してお子様を預けて映画をお楽しみいただけます!
託児室について


また、映像学科生の作品上映もあります!!
LIFE LIVE LOVE~生きる手ごたえ感じてますか~
昨年度1年生が障がい者にインタビューをして完成させたドキュメンタリー作品です。
当日は学生たちの質疑応答もあります!
10/10(火)16:20~

HARD BOILED CITY YAMAGATA
昨年度3年映像演習3(林海象プロジェクト)という課題で制作した
山形×ファンタジー×ハードボイルドな短編映画です!
10/10(火)13:50~

映像と向き合う生き方
映像学科の学生が被写体となったドキュメンタリー作品です!
10/10(火)14:10ころ~(HARDBOILEDと二本立てです)

これらはすべて10/10(火)午後から山形美術館会場で行われるプログラムです。
大勢の観客に観ていただくチャンスは、学生の成長につながる場でもありますので、
お時間に都合がつく方は是非とも足をお運びください。

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みなさん、素敵な映画ライフを!!

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