冬の晴天日

冬の晴天日、飛びました。

積雪のため、車では山頂まで登れませんが、スノーモービルがあります。ハイパワーのスノーモービルの後ろにつけた小さなソリに乗って、TAKE-OFF・離陸する場所まで送ってもらいます。まるでディズニーランドのアトラクション・ライドのようにワクワクする。 TAKE-OFFでグライーダーを広げて、風を見ながらしばし雪山の中で誰も居ない一人だけの時間を楽しむ。そこは決して静寂な空間ではありません。300m下にある街から届くさまざまな音に満ちあふれてる。
空中ではトンビと並んで飛びました。飛ぶ機能をここまで進化させた猛禽類は見事に美しい。
ダーウィンの進化論は仮説であり、何十万年を費やして変化していく現象は証明できないと思っていましたが、最近のDNA遺伝子科学によれば進化は実際に起こっていることが解読されているようです。 驚くことに、ライフサイクルの短い小さな魚や小鳥は、なんとわずか数年で環境に合わせて形が変わっていくことも解ってきました。 (例えば干ばつが数年続き、餌の状況が変わるとクチバシの形も変わる。) 環境が短期間で激変すれば、ライフサイクルが長い種が存続する確立は低い?
この世は驚きです。 宇宙、生物、なにもかもあらかじめプログラム・デザインされています。このような言い方をすると誰かの行為の結果みたいで宗教的になってしまう。 睡眠中に見る夢が究極的な仮想現実と思っていました。 もしこの世自体を仮想と感じたならば、それを包括する現実とは何なのでしょうか?
また春が来れば、いっぱい飛びます。楽しみです。

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