映像学科3年生、風間太樹さんが今年の夏に東京でインターンシップに行ってきました!そのときの体験談を掲載します!!!
「CM制作会社・体験日誌」
映像学科3年 風間太樹
私は10日間、東京の某CM制作会社で仕事を体験してきた。
毎日が驚きの連発だった訳だが、その期間でCM制作会社の大まかな雰囲気を感じてくることができたと思う。私は赤坂に配属され制作部の仕事に取り組だ。一本のCMを作り上げるまでにどんな過程があるのか、大学の授業で何度か耳にしたことがあったが、実際に仕事をしてみて感じること学ぶことが多々あったし、とても良い経験になった。インターンシップではまず、資料集めの重要さを学んだ。企画に携わっていく際に重要になるのは、CMの雰囲気やコンセプトに合わせた参考資料を集める作業であるという。それは映画のワンシーンを切り取った映像であったり、インターネットに挙げられている写真であったり様々であった。私もDVDで映画を鑑賞して参考になるシーンを抜粋する仕事を与えられ、ひたすらパソコンと向き合った。コンセプトに合う資料となると中々大変だったが、企画を作り上げていく難しさと共に、資料集めの重要性を強く感じることができた。
今回のインターンシップの中で衝撃的だったのはCMの撮影現場と映画の撮影現場の違いである。私は撮影部として映画の撮影現場に参加したことがあるが、そこで見た現場と今回参加させて頂いたCMの撮影現場は驚くくらいに違っていた。その中でもクライアントという存在の大きさを強く感じた。監督とクライアントの関係性が面白かったし、現場とそれを見ているクライアント側との温度差も見ていてとても面白かった。また、参加した現場は絵コンテ通りに奇麗に進む現場だったが、私は監督とカメラマンとがブレストし合って画を決めていく方が好きなのであまり魅力的な現場ではなかったと感じている。
今回のインターンシップでは自分の知らない世界を見れた、ということが一番の収穫であったと思う。CMにも魅力はあるし、これからも視野を広く製作していきたいと思った。