五十嵐丈久(いがらし たけひさ)さん 3D Artist / Animator
■東北芸術工科大学を卒業後、2008年に株式会社リンクスデジワークスに入社。CGデザイナーとして、ゲーム映像、TV、CM、映画など のCG制作を担当。その後、リンクスデジワークスは株式会社イマジカに統合。現在に至る。
数々の映像を制作していく中で、アニメーションの「伝える力」に魅了され、社内でもアニメーションパートを主軸に、手付けアニメー ション、モーションキャプチャなどを担当するようになる。 主な作品として、「Monster Hunter」、「おかえりHAYABUSA」、「REAL~完全なる首長竜の日~」など、CGキャラクターやモンスタ ー、機械などのアニメーションを手掛ける。
2001 – 2007
東北芸術工科大学 映像コース CG学科
東北芸術工科大学大学院 ビジュアルコミュニケーション研究領域 卒業
2008 – 2010 (株)リンクス・デジワークス
【作品】
■Monster Hunter Portable 3rd – オープニング・エンディング映像
■のだめカンタービレ – TVアニメ
■不毛地帯 — TVドラマ
■あっぱれさんま大先生 – TV
~etc
2010 – 現在 (株)イマジカ
【作品】
■リアル~完全なる首長竜の日~ – 映画
■おかえりHAYABUSA – 映画
■Monster Hunter 4 – オープニング・ゲーム内映像
■CM「エディ店長シリーズ」 – CM
■阪急電車 – 映画
~etc
【賞暦】
■SIGGRAPH2007 Animation Theater
■Art of Photography Show
【雑誌掲載】
■CG World Magazine vol,179 VFXアナトミー 「REAL~完全なる首長竜の日~」
映像学科では、12/11(水)1年「メディア基礎演習3」、12/12(木)2年「映像演習4」にて、2日間に渡り、IMAGICA 3DCGアーティスト/アニメーターの五十嵐丈久さんをお招きしました!
本学卒業生でもある五十嵐さんは、主に卒業してから現在に至るまでの仕事の経緯や、またIMAGICAに在籍されてからの仕事内容について講義してくださいました。
“3DCG”と聞くと、作業工程すべてがデジタルな印象を持ちがちですが…、
例えばゲームに起用する登場人物たちの喜怒哀楽の表情、またアクション。これらはほとんどが、まず始めに実際の人間が動く様をモーションキャプチャーし、リアルな動きを再現しようと制作に取り組まれているそうです。
髪の毛質や色、目の形、口の口角など、実際に存在する人間(例えば映画俳優など)を例えにパーツパーツごとに「この目はこの人、眉毛はこの人…頬はこの人…」なんて相談しながらクライアントと決めていくそうです。
そういった話を聞くだけでも気が遠くなりますが、こういった細かい作業や確認を怠ってしまわないからこそ最高のクオリティーで仕上がるんですね。
五十嵐さんと今村直樹先生(映像学科教授)
五十嵐さんの恩師、西村宜起先生(映像学科教授)も聴講していました!
五十嵐さん、本日はありがとうございました!