掲示板|活動レポート

キッズ・ワークショップ「うみのおと さかなのきもち」

山形美術館で親子を対象とした造形&身体表現のワークショップを行います。

(ちらし作成:阿部由希 グラフィック学科4年)

 

同じ方向を向いて泳ぐ何百、何千ものイワシの大群。ふすま絵の「大漁」は、金子みすずの詩に深く感銘を受けた中島潔が、5年もかけて制作したものです。生命感と躍動感のあるイワシの群れは、実は人間の「生」のために、「死」に向かって無心に突き進む「命の儚さ」を表現しているのです。このワークショップでは芸術作品を通じ、「命の尊さ」、「命の儚さ」を感じてもらうことを目的としています。人間の五感を用い、海にいる「魚の気持ち」を考えてみましょう。親子で参加するワークショップです。学芸員資格課程の受講生有志が中心になって、企画と準備を進めています。

五感を使って、【海の世界】を体験します。
1) 目で見る・・・中島潔の襖絵「大漁」をみんなで鑑賞。
2) 口で話す・・・金子みすずの詩「大漁」を朗読。
3) 手で作る・・・「海の音」づくり。音具(レインスティック)を制作。
4) 耳で聞く・・・音具で「海の音」に耳を傾けます。
5) 身体で表わす・・・海にすむ「魚の気持ち」を、音具と身体で表現。

 

■ 日時:2012年5月5日 13:00受付 13:30-15:30(約2時間程度)
■ 場所:山形美術館3階
■ 定員:親子20組(小学校高学年以上はお子様だけの参加も可能です)
■ 参加費:無料(ただし大人の方は当日の展覧会チケットの半券が必要です)
■ 講師:和田菜穂子(東北芸術工科大学准教授)
■ 企画:東北芸術工科大学博物館実習1受講生
■参加学生:酒井翔月(美術史・文化財保存修復学科4年)、棚橋美沙希(美術史・文化財保存修復学科4年)、小竹信(美術史・文化財保存修復学科4年)、河津光(美術科日本画コース4年)、大和あすか(大学院芸術文化専攻1年)

■ お申込:山形新聞社事業部へ、氏名、住所、年齢、電話番号を記入の上、お申込みください。
定員になり次第、締め切らせていただきます。
山形新聞社事業部Tel:023-642-7955、 fax:023-634-3259、 E-mail:jigyo@yamagata-np.jp

 

****************

この企画は2011年秋学期に「博物館実習1」を受講したチーム良男の「レインスティクづくり」のWSをもとに、
アレンジしたものです。

山形美術館の展覧会「風の画家 中島潔が描く 生命の無情と輝き」展に合わせて、
音具を作り、身体でさかなを表現します。

今日はWSメンバーで材料加工の準備を行いました。

*********

準備2日目

*****************

展覧会とあわせて是非お楽しみください。

展覧会「風の画家 中島潔が描く 生命の無情と輝き」展
 2012年4月12日ー5月13日
 山形美術館

 

∧ページ先頭へ