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特別講演:ピエール・アンリオン氏をお招きして

10月8日(火曜日)にベルギー在住のキュレーター、ピエール・アンリオン氏をお招きして、講演会を行います。学芸員資格課程以外の方も聴講可とします。

PIERRE HENRION(ピエール・アンリオン)  リエージュ美術アカデミー教授。美術・建築史専攻。リエージュ野外美術館キュレーター。リエージュ大学等のパブリックアートの監修を手がけ、ワロン地方で多くの展覧会を実施。著書として『ヴァンデノーヴ』(ワロン現代美術センター・カタログ、2011)、など多数。建築家ピーター・ズントー研究ほか、現代建築にも詳しい。

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1限 ミュージアム資料論 (本館208)

リエージュ大学美術館のコレクションについて 「建築とアートのかかわり:大学全体がオープン・エア・ミュージアム」

大学で美術史の教鞭を執るかたわら、大学美術館でキュレーターとしてコレクションの選定・管理をしています。ヨーロッパでも特にユニークな成り立ちの歴史を持つ大学キャンパス計画や、建築家・アーティストとのコラボレーションについてなど、幅広い内容のレクチャーです。建築や屋外彫刻に興味のある方も是非。

 2限 ミュージアム教育論 (本館401)

市民とアーティストとキュレーターの協働 「アートビエンナーレ、アートプロジェクトを通じて」

インディペンデント・キュレーターとしても、ベルギー国内外でパブリックアートや現代芸術のアートプロジェクトを数多く手がけています。その中でも最近話題を呼んだENNEMIS PUBLICSについて、動画を交えてご紹介します。ヨーロッパでは市民を巻き込んだ参加型のアートプロジェクトが数多く存在しています。その仕掛け人として、キュレーターはアーティストとコラボレーションしてプロジェクトを進めていきます。海外のアートシーンや最新情報を知りたい方は是非。

  なお、レクチャーは英語(逐次通訳)で行われます。海外留学を考えている人もお気軽にご参加ください。

担当教員:和田菜穂子

 

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