「ひじおりの灯 2013」開催。肘折温泉で44基の灯籠が点灯。

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「ひじおりの灯2013」本日より点灯開始です。昨日は、ゲストアーティストの坂本大三郎さん、肘折地区の青年団や旅館青年部のみなさんと、新旧あわせて44基の灯籠を、温泉街のさまざまな場所にちりばめました。その一つひとつが、山奥の小さな湯治場に生きる人々と、その村の暮しに惹かれてやってきた若者たちとの、交感の結晶です。
7年目・7回目の開催です。八角形の「ひじおりの灯」を、こうして、旅館や商店の軒先に吊り下げてまわっていて、毎年思うことですが、同じ肘折の風物を描いていても「光のあてかた」によって、結ばれる図像や輝き方はまったく変わるんだなぁ、と。小さな村を描いた44基の灯籠には、今年もそれぞれに異なる肘折が息づいています。
「ひじおりの灯(=肘折温泉)」が時代に放つ光は、とても小さくささやかですが、その光源には、ものすごく深いストーリーが抱えこまれている、と思います。「国の光を観る」のが「観光」。地区の人々と若者たちが灯したこの光と出会いの物語を、たくさんの人に観て・聴いていただきたいと思います。今日から9月13日まで、毎日毎晩「ひじおり灯」を灯して、みなさんのお越しをお待ちしております。

◎お知らせ
「ひじおり旅の手帖」に15頁が追加されました。お越しになる前に、ぜひお読みください。
本日18:30〜「肘響」が温泉街で開催されます。温泉×電子音楽の新感覚コラボレーションにご期待ください。
>山形はゲリラ豪雨が頻発しており、点灯ができない日もあります。お出かけ前に公式ツイッターを確認ください。

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