『東北学』 vol.1
総特集:いくつもの日本へ
1999年10月20日
発行:東北芸術工科大学 東北文化研究センター
発売:作品社 ¥2,100(税込))
《目次》
創刊によせて ― 赤坂憲雄
【総特集】いくつもの日本へ
●シンポジウム
東北から、いくつもの日本へ ― 網野善彦・宮田登・
山折哲雄・赤坂憲雄(司会)
●論考
東西/南北考 ― 赤坂憲雄
●インタビュー
贈与の新しい形 ― 吉本隆明(赤坂憲雄)
地球志向の比較学 ― 鶴見和子(赤坂憲雄)
日本人の他界観 ― 谷川健一(赤坂憲雄)
民衆史と民俗誌 ― 色川大吉(赤坂憲雄)
●エッセイ
「郷里」とは何だろうか ― 木田 元
東北へ移動中 ― 加藤典洋
●連載
東北の原風景①出羽三山 ― 内藤正敏
縄文と民具①麻と縄文の接点 ― 田中忠三郎
●インタビュー
東と西の基層文化 ― 佐々木高明(中路正恒・赤坂憲雄)
民俗と映像文化 ― 姫田忠義(赤坂憲雄)
沖縄学の方法と課題 ― 外間守善(田場由美雄・赤坂憲雄)
アイヌ学の現在 ― 藤村久和(赤坂憲雄)
【特集】南北の地平に向けて
●特集論文
縄文農耕再考 ― 佐藤洋一郎
東北人とエミシ・エゾ ― 菊池勇夫
菅江真澄の旅 東北学のために ― 田口昌樹
瓜子姫の死 ― 三浦佑之
馬の力 その民俗と近代 ― 野本寛一
「供犠の文化」と「供養の文化」
動物殺しの罪責感を解消するシステムとして ― 中村生雄
玉依姫という思想 ― 中路正恒
琉球の儀礼歌謡 祭司と来訪神の歌謡 ― 玉城政美
●巻頭フォト 出羽三山 ― 内藤正敏