『東北学』02
発 行:2013年7月30日(年2回発行)
責任編集:東北芸術工科大学東北文化研究センター
定 価:1,905円(税別)
【巻頭鼎談】
鎌仲ひとみ×根岸吉太郎×田口洋美
「『映像』が持つ可能性について―現実とどう向き合っていくか」
【特集】日常を撮る! 山形国際ドキュメンタリー映画祭
特集鼎談:
原村政樹×渡辺智史×田口洋美
「山形国際ドキュメンタリー映画祭が生んだもの」
映画祭は生きものである〈映画祭関連エッセイ〉:
木村迪夫「若者たちが村にやってきた―小川伸介とドキュメンタリー
映画祭」
矢野和之「山形国際ドキュメンタリー映画祭の歩み」
藤岡朝子「世界から見たヤマガタ―トーマさんとワンさんの仮想談話」
日下部克喜「人と人が繋がる映画祭」
石井義人「国際映画祭の映写現場から思うこと……」
阿部宏慈「まなざしと声のユートピア―山形ドキュメンタリーフィル
ムライブラリー」
髙橋卓也「映像文化創造都市ってあり?」
岡崎孝「『3・11』後、映像作家にできること」
加藤到「山形国際ドキュメンタリー映画祭とミラノ『DOCUCITY』」
映画祭2013開催&プログラム情報/資料[1]これまでの受賞作品・監
督リスト/資料[2]貸出可能なライブラリー・コレクション
ドキュメンタリーをつくるということ:
小泉修吉「『撮ることからはじまる』ドキュメンタリー」
あべ美佳「いしゃ先生は、神様だっけ―女医・志田周子の映画化をめ
ぐって」
舩橋淳「この国の無関心に向けて―原発避難所の撮影から見える幾多
もの反省点」
【連載】
たくきよしみつ「阿武隈梁山泊外伝」[第2回]
羽根田治「八甲田山における山岳ガイドの変遷」[第2回]
【その他】
旅スケッチ〈2〉ラオス:歴史を超える笑顔の中で(田口洋美)
ホンのひとこと―世界征服とリアリティ
東文犬研究所―日本の映画祭
フィールドノート 01―沖縄西表島 森に刻まれたイノシシ猟の記憶
(蛯原一平)
アートフルワンダーランド[第2回]―壁のアーティスト、「確かな
モノ」を残す左官の仕事(謝黎)
三陸沿岸、今―釜石市から久慈市にかけて 2013年5月(蛯原一平)
復興ダイアリー〈2〉―新聞紙面にみる復興〔2012・9・11~2013・3・11〕
アートディレクション…中山ダイスケ
カバーデザイン…安孫子主弥/小谷拓矢
イラストレーション…安孫子主弥