『東北学』04
発 行:2014年7月30日(年2回発行)
責任編集:東北芸術工科大学東北文化研究センター
定 価:1,852円(税別)
【巻頭鼎談】
向後元彦・澁澤寿一・田口洋美
「いま、百年後をつくる仕事をするために —NPOとNGOの可能性—」
【特集】棚田のアジア:農の継承と持続性
01 須藤護「開墾の風景 —棚田論ことはじめ」
02 吉村豊雄「棚田の歴史を検証する —熊本県山都町・通潤橋と白糸台地の棚田」
03 青柳健二「アジアの棚田 —インドネシア・イラン・ネパールの棚田」
04 思沁夫「ハニ棚田を訪ねて」
05 安達真平「中国雲南省衰牢山地の棚田農業を支えてきた知恵と工夫 —水の制御を軸に」
06 大西秀之「世界遺産を生み出す地域の営み —「生きている遺産」としてのフィリピン・コルディリエラの棚田景観」
【連載】
たくきよしみつ「阿武隈梁山泊外伝」[第4 回]
羽根田治「八甲田山における山岳ガイドの変遷―八甲田に通い続ける地元カメラマンの回顧録(語り・藤巻健二)」[第3回(最終回)]
【その他】
旅スケッチ〈4〉 元陽 反復が生み出す持続のリズム(田口洋美)
ホンのひとこと― 山に生かされた村人たちの記憶
フィールドノート03 今は、この島で生きたい 山形県飛島、20代からの移住生活(小川ひかり)
アートフルワンダーランド[第4回] ―和紙の温もり、自分の手で届けたい(謝黎)
三陸沿岸、今 ―気仙沼唐桑から南三陸町志津川にかけて 2014年6月(蛯原一平)
復興ダイアリー〈4〉 ―新聞紙面にみる復興〔2013・9・11~2013・3・11〕
アートディレクション…中山ダイスケ
カバーデザイン…安孫子主弥