『東北学』05
発 行:2015年1月30日(年2回発行)
責任編集:東北芸術工科大学東北文化研究センター
定 価:1,852円(税別)
【巻頭鼎談】
C.W.ニコル×田口洋美
「自然とかかわる人間のあり方 ―フィールドワークの現場に生きる者として」
【特集】縄文の至宝
特集解説 縄文とはどんな時代か 安斎正人
01 鵜飼幸雄「縄文の至宝にみる祈りと美の発進力 ―棚畑遺跡の土偶と勝坂式土器の逸品」
02 堤隆「火の山の麓に眠る縄文文化 ―川原遺跡・焼町土器」
03 石原正敏「『火焔形土器のクニ』から ―笹山遺跡の土器、土製品や石器類」
04 村木淳「二つの土偶の物語 ―風張1遺跡の合掌・頬杖土偶」
05 阿部千春「マルチ・ジェンダーな遺物を生んだ縄文人の思考 ―著保内野遺跡の土偶と八木B遺跡の土器」
付録 縄文時代の土偶・土器が見られる施設一覧(北海道・東北中心)
【連載】
たくきよしみつ「阿武隈梁山泊外伝」[第5回]
羽根田治「吾妻連峰で活躍する民間救助隊 ―福島市山岳遭難救助隊の現状と未来」
【その他】
旅スケッチ〈5〉 「食べて保全」のむらから(田口洋美)
ホンのひとこと ―地霊の歌を聴く 地に深く突き刺さる写真と言葉の記録
フィールドノート ―考古学見聞録 私と考古学(長井謙治)
アートフルワンダーランド[第5回] ―土と炎の芸術、ものに託した自分の思い(謝黎)
三陸沿岸、今 ―南三陸町志津川から石巻市門脇まで 2014年11月(蛯原一平)
復興ダイアリー〈5〉 ―新聞紙面にみる復興〔2014・3・11~9・11〕
アートディレクション…中山ダイスケ
カバーデザイン…安孫子主弥