『真壁仁研究』 第1号
2000年12月1日
発行・発売:東北芸術工科大学東北文化研究センター
¥2,100(税込)
【講演録】
真壁仁の民衆史 ― 色川大吉
詩人 真壁仁の世界 ― 松永伍一
【著作論考】
真壁仁と黒川能 ― 佐藤治助
『詩の中にめざめる日本』を読む 民衆史としてのアンソロジー ― 木村迪夫
背あぶり峠から見る恋情 ― 高沢マキ
カオスとしての斎藤茂吉 ― 高橋光義
『野の教育論』(上・下・続)を読む 「序章 野の教育論―自分史のなかの世界として」を中心に ― 鈴木実
手職の美はどこにあるか ― 赤坂憲雄
紅の道はるかなりき ― 渡部俊三
『みちのく山河行』について ― 吉田達雄
本統を追求した『百姓の系譜』 ― 須貝和輔
日本現代詩文庫14『真壁仁詩集』 『日本の湿った風土について』までの詩活動 ― 川田信夫
「修羅の渚」―宮沢憲治拾遺―を読む 共鳴する農の心を刻む記念碑 ― 星 寛治
【エッセイ】
<詩のこころ・その深層>
真壁仁のまなざし ― 鶴見俊輔
真壁仁さんとの出会い・その頃 ― 安達 徹
回想・青猪の歌の頃 ― 蒲生直英
真壁仁と少年時代 ― 楠原 彰
生成する野の詩人 ― 齋藤慎爾
真壁仁の風貌 ― 斎藤庸一
真壁仁さんの戦後 ― 新藤 謙
私の真壁さん ― 鈴木元彦
野の人・真壁仁さん ― 田中 哲
詩人と野矢 ― 照井良彦
「青猪の歌」登場の時代と環境 ― 南雲道雄
霧の中 ― 葉樹えう子
戦後の真壁さん ― 比暮 寥
出発のとき ― 八木憲爾
【評伝】
真壁仁と高村光太郎とその周辺 ― 杉沼永一
真壁仁を貫くもの ― 上林猷夫
真壁仁と黒田喜夫―原点への回帰と破壊と― ― 佐川亜紀
真壁仁の一揆 ― 内藤正敏
【エッセイ】
<出会い・素顔の真壁仁>
真壁仁のふところ ― 佐高 信
真壁仁と小川プロ ― 飯塚俊男
真壁先生と幻の花嫁 ― 五十嵐フミ
私の恩人でもある ― 今井繁三郎
お二人だけで過ごされたある日のひととき ― 大場キミ
真壁さんのこと ― 菊地隆三
身元保証人は真壁さん ― 工藤民男
遊びをせんとや ― 栖坂聖司
断片的に ― 簾内敬司
ささやかなひとときの中で ― 高橋菊子
未だ茫々 ― 玉田尊英
真壁仁先生と出会えた幸せ ― 田村茂廣
受福 ― 西岡寿美子
人材を育てる ― 野添憲治
峠 ― 畠山義郎
真壁仁むかし話 ― 服部公一
黒川能の来訪神(まれびと) ― 船曳由美
真壁先生のこと ― 松坂俊夫
体温の通うマナイタを ― むのたけじ
真壁仁の思い出 ― 吉田コト
真壁仁・更科源蔵往復書簡 1927(昭和2)年3月~8月 ― 川田信夫・斎藤たきち
【エッセイ】
<実践・地域から世界へ>
みちのくから見る ― 武田 正
真壁先生と国民教育研究所 ― 伊ヶ先暁生
1969年夏の真壁仁 ― 藤岡貞彦
真壁仁さんと東北民教研 ― 吉田六太郎
真壁仁を想う ― 森田俊男
「民研」と北方性教育運動の研究 ― 溝口謙三
真壁仁さんの思い出 ― 森 芳三
「教師の文学活動」のなかで ― 小坂太郎
先輩真壁仁を偲う ― 毛利健治
「山形農民大学」から学んだもの ― 小林元一
百姓仕事を見る目をやせさせた思想にさよならを ― 宇根 豊
年譜 ― 佐藤治助・斎藤たきち
真壁仁 著作年譜