『真壁仁研究』 第2号

  • 真壁仁研究02

2001年12月1日
発行・発売:東北芸術工科大学東北文化研究センター
¥2,100(税込) 

【講演録】
真壁仁のふところのなか ― むのたけじ

【著作論考】
『弾道下のくらし』と今 ― 笹原俊雄
『新しい教師集団』の先駆性 ― 松田国男
『文学のふるさと山形』を読む ― 松坂俊夫
真壁仁『吉田一穂論』 ― 斎藤愼爾
邂逅を求めての遍歴-『わが文学紀行』考 ― 笹沢信
会津の魅力に反近代を観る ― 塩谷郁夫

【エッセイ】
<真壁仁の内奥>
峠は決定をしいるところだ ― 井出孫六
木の股裂き ― 阿部子峡
真壁仁さんと「日本未来派」など ― 内山登美子
真壁仁と紅の道 ― 笠原三津子
本沢村と真壁仁との事等 ― 斎藤二良
百姓の”命のしずく”から、真壁先生の声が聞こえる。 ― 佐藤正
お清水の森の詩碑 ― 津川正四
真壁仁さんと詩人会議 ― 土井大助
まつろわぬ民の商 ― 鳴海健太郎
幻の『藁』のことなど ― 松永辰郎

【座談会】
<真壁仁とともに生きた日々>
― 蒲生直英/栖坂聖司/田中哲/菊地和博(司会)

【論考】
真壁仁における<地域>の思想-教育学の視点から ― 志摩陽伍
真壁仁の農業思想について ― 竹中久二雄
民俗のその先――真壁仁のまなざし ― 武田正
真壁仁とアジアの農の近代 ― 佐川亜紀

【講演録】
紅のみち ― 真壁仁

【論考】
真壁仁によせる「生命の草・稲」 ― 徳永幾久
どぶろくと抵抗の考察 ― 吉田朗
『民衆史としての東北』の前後 ― 野添憲治

【寄稿】
詩の純粋性と現代 真壁仁『青猪の歌』に関連して ― 新藤謙

【エッセイ】
<触れ合いの中で>
新しい真壁仁像を ― 山尾三省
忘れられない言葉/今入惇
真壁さんとのこと/小倉俊生
中途半端でも真壁仁?/柿崎広幸
真壁先生との触れあいで/佐藤藤三郎
真壁先生からの贈り物/武居つや子
真壁仁さんの笑顔/菊池鮮
真壁仁さんのこと/武田道隆
真壁さんと叙持つぁん/松田義彦
渡辺熊吉と真壁仁/結城晋作
忘れられない思い出/土田茂範
平和希求の真壁仁/八島信雄
涙ありき真壁仁/吉田コト
真壁仁・更科源蔵往復書簡(抄)1930(昭和5)年~32年(7) ― 川田信夫・斎藤たき