『真壁仁研究』 第5号
特集:真壁仁の芸術文化論
2004年12月1日
発行・発売:東北芸術工科大学東北文化研究センター
¥2,100(税込)
【講演録/対談】
真壁仁を語る ― 毛利健治
自然と人間について ― 真壁仁・草柳文惠
【真壁仁著作再録】
日本近代彫刻の父―新海竹太郎 ― 真壁 仁
『やまがた歳時ゆべし』―みろくや 一九七六年三月 刊行 ― 真壁 仁
【特集・真壁仁の芸術文化論】
真壁仁の芸術・文化へのまなざし ― 大原 螢
光太郎と仁―書から見えてくるもの ― 渡部 伸
真壁仁の「字」・「書」のこと ― 川田信夫
真壁仁が小松均の作品にみたもの ― 岡部信幸
真壁仁とゲーテ色彩学―農民詩人の科学への傾倒 ― 杉本龍一郎
詩と写真、そして農民の大学 ― 中村梧郎
真壁さんと映像 ― 飯塚俊男
「安保破棄/山形文化のつどい」のこと ― 阿部秀而
【真壁仁の書画】
【真壁仁の展評】
【展評にみる真壁仁】
古里賛歌を忘れた序破急 ― 花柳衛優
真壁仁舞踊評―花柳衛優の芸位/花柳衛優の芸と情熱 ― 真壁仁
出羽三山―光と闇 ― 内藤正敏
真壁仁展評 ―内藤正敏の世界 ― 真壁仁
一九七八年、高知。真壁さんはふらりと個展にあらはれた。 ― 大島龍
【エッセイ】
真壁仁先生との出会い ― 草苅一夫
日本画を私はこう思う ― 斎藤二良
真壁先生と小松先生の間で ― 名垣義助
記憶の中のことば ― 後藤栖子
失った「農の心」 ― 原田 豊
真壁さんと美術展 ― 三浦 章
「洋画の領域」 ― 遠藤 賢
私と篆刻 ― 高橋魯石
野の青春 ― 上野繁美
染織について 心豊かな貧乏 ― 山岸幸一
【論考】
貧困と凶作 真壁仁論 ― 玉田尊英
【寄稿】
反文明のエートス―真壁詩再読 ― 新藤 謙
【詩作品鑑賞】
「漂泊者」と「街の百姓」 ― 平塚志信
真壁仁と出会った峠道 ― 山田よう
「詩をつくるより田を作れ」 ― 阿蘇孝子
<孤独>なひまわり ― 早坂恵
【座談会】
<真壁仁にとっての芸術と文化> ― 遠藤賢×大原 螢×岩田和恵×斎藤たきち
【エッセイ】
観光でみせた見識 ― 石川精一
まぼろしの詩集「街の百姓」復刊のころ ― 原田信子
野の詩人・野の思想家 真壁仁と高陽堂 ― 高橋倫之助
真壁仁さんと校歌 ― 蔦谷榮三
野の詩人への賛歌 ― 西岡光秋
文化の灯は掲げてもらったが ― 本間とみ
伝播の力 ― 加賀山初子
校歌に託した真壁仁さんの思いと出会い ― 佐藤 慶
峠の人・真壁仁 ― 北村信介
【真壁仁・更科源蔵往復書簡(抄)】
一九三九(昭和十四)年~四〇(十五)年 ― 川田信夫・斎藤たきち 編