『真壁仁研究』 第6号

  • 真壁仁研究06

特集:真壁仁と教育
2006年1月12日
発行・発売:東北芸術工科大学東北文化研究センター
¥2,100(税込)

【特集・真壁仁と教育】
真壁が教育学研究に託した二つの宿題 ― 藤岡貞彦
真壁仁の教育という旅 ― 佐竹伸一
詩「峠」の授業より ― 小野寺修一
真壁仁 国民教育の思想 ― 鈴木輝男
真壁教育論のことばを読む―「地域」「開発」「近代化」をめぐって ― 細金恒男
真壁仁のサークル論に思う ― 梅津恒夫
真壁仁の「教育」観 ― 岩井哲

【詩人論考】
拾遺・真壁仁詩集再読 ― 新藤謙
喪失(現成)しつつ現成(喪失)する世界―真壁仁「峠」論 ― 万里小路譲

【論考・研究ノート】
死の誘惑―『青猪の歌』をめぐって ― 玉田尊英
原風景への回帰―新たなまなびの広場の創生 ― 近江正人
野鳥は嵐を予感する…わが回想の真壁人 ― 須貝和輔
真壁仁回想―骨の滋養ということ ― 沢田明治
真壁仁研究ノートI 真壁仁の少年時代―知的・芸術的なるものへの飢え、学びへの渇望 ― 楠原彰
子どものことばを育む学校図書館活動 ― 大場恵子

【詩作品鑑賞】
或る恋のものがたり ― 佐野カオリ
苗は自由 ― 小原麗子
風の湧くところ、死者遊ぶ。 ― 上島聖好

【対談】
村の歴史と精神を語り継ぐ ― 真壁仁・小川伸介
信仰と写真から見る日本史 ― 真壁仁・内藤正敏

【エッセイ】
思い出すままに ― 安部英子
真壁仁先生と最後の校歌について ― 平吹誠志
南の島から真壁仁を想う ― 山尾春美
真壁仁と丸山薫詩碑 ― 伊藤摩耶
不消化のままに ― 工藤隆義
「野の教育論」と私 ― 渋谷清
やさしさをちからにかえて ― 佐藤明子
真壁仁先生の思い出―国民教育研究所でご活躍の頃 ― 三輪定宣

【座談会】
〈真壁仁と教育論〉
佐藤藤三郎/丸山正志/梅津保一/楠原彰

【エッセイ】
先生、あのね、こないだね ― 加藤睦子
真壁仁さん―優しさが力 ― 三浦保志
峠 ― 菅井道也
酔っぱらい頭で考えたこと ― 清水弘子
真壁先生を思う ― 遠藤登
詩の季節 ― 伊藤啓子
残されている一・二のこと―同人詩誌「化外」の側面から ― 斎藤彰吾
大人へのスタートに―『街の百姓』に想う ― 斎藤政明

【真壁仁著作再録】
基地問題の形象化と集団創作の方法―長編童話「山が泣いている」をめぐって ― 真壁仁

【真壁仁の校歌集】
校歌と真壁仁 ― 高野公男
真壁仁の校歌をめぐって ― 飯田恭子
真壁仁作詞の校歌集

【真壁仁・更科源蔵往復書簡(抄)】
1941(昭和16)年1月~1943(昭和18)年9月 ― 川田信夫
真壁仁略歴・真壁仁著作目録