『真澄学』第六号

  • 真澄学06

真澄学編集委員会編
2011年2月10日
発行・発売:東北芸術工科大学東北文化研究センター
定価:2,100円(税込)

巻頭言
「いにしへ」探究の真澄の旅・学/菊池勇夫

論考
神宮寺嶽伝説と真澄/阿部幹男
「草?」伝承と『月の出羽路・仙北郡』――真澄の地誌を考えるために――/志立正知
北奥における仏神と御霊飯と鍵懸と/入間田宣夫
岩木山「お山参詣」における御来光遥拝と草木採取について/小山隆秀
菅江真澄の「八戸田植踊」と豊作祈願の芸能/菊地和博
菅江真澄がみた十八世紀末の松前・近蝦夷地の鱈漁業/田島佳也
真澄の「ひがおもひ」――金花咲く「みちのく山」探索――/菊池勇夫
秋田藩の冷泉派歌人――真澄の記録から――/細川純子

研究ノート
宮本常一が語る菅江真澄/今石みぎわ
木貝と口琵琶――真澄の聴いた音――/小林文雄
近世東北の疱瘡対策/竹原万雄

連載
【菅江真澄の人生】
「菅江真澄」のペンネーム考/細川純子
【菅江真澄から近世史をさぐる6】
五月鳥と早乙女花――田植の時節――/菊池勇夫

編集後記
東北文化研究センターからのお知らせ・出版物のご案内