『真澄学』 第一号
真澄学編集委員会編
2004年11月10日
発行・発売:東北芸術工科大学東北文化研究センター
定価:2,100円(税込)
はじまりの真澄学のために ― 赤坂憲雄
【論考】
菅江真澄と考古学 ― 富樫泰時
菅江真澄と民俗学―境界神への視線 ― 神野善治
菅江真澄の神道観 ― 齊藤壽胤
菅江真澄と秋田 ― 金森正也
菅江真澄と八郎潟 ― 天野荘平
菅江真澄『ひなの遊び』と秋田の民俗芸能 ― 門屋光昭
【講演録】
紀行文学における菅江真澄の位置 ― ヘルベルト・E・プルチョウ
【注釈『奥の手風俗』/菅江真澄】
現代語訳 ― 細川純子
注釈 ― 今石みぎわ
【研究ノート】
孤独なドキュメンタリスト ― 飯塚俊男
菅江真澄のみた赤倉山 ―鬼神と真澄・岩木山信仰の神秘 ― 岩渕和紀子
菅江真澄の旅を読む一視点―旅途中の出会いを中心として ― 竹中玲磨
真澄に「削りかけ」研究の今後をさぐる ― 今石みぎわ
【連載】
〈菅江真澄のいる風景-1〉
市に佇む真澄 ― 細川純子
〈菅江真澄の文学史的位置づけを考える-1〉
真澄学の可能性―フィロロジィストとしての視座 ― 磯沼重治
〈菅江真澄から近世史をさぐる-1〉
鯡漁に生きる人々―渡島半島西海岸の旅 ― 菊地勇夫