『’07~’11年度オープン・リサーチ・センター整備事業 研究成果報告書Ⅰ』

  • ’07-’11年度ORC報告書I

『平成19年度~平成23年度文部科学省私立大学学術研究
 高度化推進事業 「オープン・リサーチ・センター整備事業」
 東北地方における環境・生業・技術に関する歴史動態的総合研究
  研究成果報告書Ⅰ』

 平成24年3月21日発行
 編集発行:東北芸術工科大学東北文化研究センター

第1部 総論
 研究成果の概要  田口 洋美
 完新世の東北地方における生態系史
  ――縄文時代の人為生態系  辻 誠一郎

第2部 各論(基礎研究)
  -考古班-
 東北地方における縄紋時代の構造変動  安斎 正人
 縄文人は定住していたか? ――民族考古学から見た狩猟採集民の定住行動  佐藤 宏之
 縄文社会論と日本考古学  佐々木 藤雄
 クマと土偶とシャマンと  小林 克
 北上川中流域における縄文時代中期集落に関する基礎的研究  菅野 智則
 富並川流域における縄文時代の遺跡動態
  ――西海渕・川口・宮の前遺跡の検討を通して  小林 圭一
 縄文時代におけるクッキー状炭化物の炭素・窒素同位体分析  國木田 大
 縄文時代における森林資源利用と栽培  佐々木 由香
 仙台平野中北部における弥生時代・平安時代の津波痕跡と集落動態  斎野 裕彦
 北日本における古代の土鍋調理  北野 博司・小林 正史

  -歴史班-
 骨寺村・本寺地区における中心の変遷について  入間田 宣夫
 中山間地生業の変遷――岩手県一関市厳美町本寺地区を中心に  竹原 万雄
 牧野の野焼き――盛岡藩の藩牧を中心に  菊池 勇夫
 猟師(マタギ)居村の変遷――「弘前藩庁御国日記」から  村上 一馬
 近世から近代にかけての飛島――特に「生業知」の観点から  中村 只吾

  -民俗(人類)班-
 東北山村における近現代の変容――奥会津・三島町を事例として  川合 正裕
 近現代の東北地方におけるイノシシの分布動態  蛯原 一平
 東北地方の山伏神楽・番楽と地域社会  菊地 和博・星野 紘
 東北に見る民俗芸能の昭和・平成史  星野 紘