歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
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2020-06-10

史跡”楢下宿”の魅力ー芸工大生が調べた🔍楢下宿

学生たちがフィールドワークの成果をポスターパネルにして展示しています。

場所は上山市の上山城。上山城郷土資料館と東北芸術工科大学の共催です。

今、歴史学は表現することが求められています。地域に入って学んだことをビジュアルに表現し、地域の方々にみてもらう。 双方向のコミュニケーションの中から新しい地域の姿を展望していきます。

2020-06-03

歴史遺産学科 各種SNSについてご紹介

6月に突入しました。

コロナウイルスの影響による異例のリモート授業も3週目。

機械の操作が少し苦手なS先生も「zoomを使いこなせるようになってきた!」と嬉しそうに話していました。

 

歴史遺産学科ではTwitter、Instagramを運用しており、先週Facebookページを開設しました。

下記のリンクより飛べます!

 

Instagram  @tuad_rekisan

 

Twitter @tuad_rekisan

 

Facebookページ 東北芸術工科大学 歴史遺産学科

 

リモートでなかなか大学の雰囲気をお見せできない分、学科や授業の様子をSNSを通してお伝えできればと思います。

Instagramでは「日替わりフィールドワーク」と題して、教員たちのフィールドワークの写真を月曜日から金曜日まで紹介しています。(同内容をTwitter、Facebookページへと投稿をシェアしています。)

普段お使いのSNSから歴史遺産学科の最新情報を覗いてみてくださいね。

 

また、リクエストや質問があればお気軽にコメントを受け付けています。

 

(副手)

2019-12-16

学生たちのアイドル

CIMG5268 CIMG9527 DSCN3815 DSCN9760 IMG_5219 IMG_5229フィールド調査に通っているとかならず心を和ませてくれる犬に出会う。

3年前から通いだした上山市楢下でもみんなのアイドルだったのがT家の「紫音(しおん)」ちゃん。

愛くるしいサモエドで、暑い時も寒い時も学生たちの心の支えになってくれていた。

その紫音ちゃんが12月5日の朝、天国に旅立った。

知ったのは1週間後だったが、学生たちに連絡したら日本画のS君がすぐに花を買って届けてくれた。

彼の気持ちと行動にあたたかいものを感じずにはいられなかった。

毎週のように通っていた楢下の秋のイベントが一通り終わったのが11月末。それを待ったかのようなタイミングだった。

合掌

 

 

 

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DSCN2885同時に6年間通った高畠町の高安という集落を思い出した。ここでもサモエドのロッキーというアイドル犬がいた。

毎年夏休み1か月余り、高安に通って須恵器窯跡の発掘調査をした。

現場の入口にあるKさん家にいたのがロッキーだった。

朝現場の山に入るときも、1日の作業を終えて帰るときもロッキーはそこにいた。

6年間の最後の調査が終わった9月、学生たちがもう来なくなるのを見計らうかのように逝った。

この6年間を過ごした学生たちは、発掘とブドウ畑とロッキーがセットで脳裏に刻まれている。

 

この二つの出来事が私にはダブってみえた・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

2019-11-18

かみのやま草屋根プロジェクト2019 楢下茅刈り

 

A6ACB99A-A237-447D-972A-30A078D902E211月16日朝8:30 楢下大黒屋前で開会の挨拶。

横戸上山市長、古山教育長も駆けつけて参加者を激励。

芸工大からは歴産、日本画あわせて11名の学生が参加し、赤山と平林の2カ所の茅場でそれぞれ作業を行った。

お昼はばあちゃんずくらぶのお楽しみ御膳をいただく。

かみのやま寺子屋塾の子供たちも参加して賑やかなイベントになった。

 

このプロジェクトは芸工大美術科工芸の卒業生が発案し、5年前から始まった。市内にある茅葺き古民家の屋根を維持していくためには、資源としてのカヤと茅葺き職人の技術が継承されていかなければならない。

資源の供給と利用が地域で持続的に行われるよう

楢下では5年前から休耕田を利用した茅の刈り取り、茅場の再生が行われてきた。当初は少人数で手刈りしていたが、今ではエンジン付きの草刈り機が活躍している。ここ2年は夏の下草刈りなども行い良質なカヤを生産し、販売までできるようになってきた。。

東北でもカヤを自給できるところは少なくなった。よく使われる湿地性のアシ、ヨシは山ガヤ(ススキ)に比べて耐久性に劣るという。

このような村の取り組みに学ぶため今年は2年生が中心となって作業に参加した。

カヤと総称される草の違いを知り、茅場の原風景を実感できた。体験してみてはじめてカヤの縛り方や乾燥のさせかた、一つ一つがリアリティを持って語れる。きっと得たものは少なくないはずだ。

〜地域に学び、地域を支える〜

 

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2019-11-11

第30回かみのやまツール・ド・ラ・フランスin楢下

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 11月10日(日)恒例のかみのやまツール・ド・ラ・フランス。学生たちが第1休憩所・楢下大黒屋前のスタッフとして参加しました。

楢下の山田健二が学生たちの活躍の写真を送ってくださいました。ありがとうございました。

それにしても、みんな元気にいい声出していました。お疲れ様。

 

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2019-11-03

楢下・秋のそば祭り

楢下の山々が色づき始めた。11月3日は恒例秋のそば祭り。

村の人たちがそばや郷土料理をふるまい、とれたての野菜や果物、紅花などを直売した。

大勢のお客さんが訪れ、学生たちが奮闘した。

歴史資源を保存・活用しながら、地域で豊かに生きる。地域に学び、地域を支える。

 

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2019-08-20

楢下山田屋で流しそうめん

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 ばあちゃんずくらぶ、羽州街道楢下宿研究会のみなさんと山田屋で流しそうめんを楽しんだ。

揚げたての天ぷら、お好み焼き、とうもろこしにモモやスイカ・・・ 

おじいちゃんたちの語りに耳を傾ける学生たちの姿があちこちで見られた。

この日、楢下のスポット、風景をバックにコスプレ撮影会が行われた。村の人たちも大いに喜んでくれた。

 

 

2019-08-20

楢下の夏祭り

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8月10日は楢下観音様のお祭り

日ごろから村に通っている学生たちが祭りを盛り上げた。

楢下十八番-とっくり踊り 集落の女性たちに受け継がれてきた伝統の踊り。街道整備に尽力した秋田のお殿様をもてなす為に若い女性たちが踊ったと伝える。村の女性に混じって4名の学生が舞台に立った。

民舞サークル郷の「はねこ踊り」にも学科の1年生2名、2年生2名が参加した。拍手喝采!を浴び、おひねりが飛んできた!

いいお祭りだった。

2019-06-08

あしあとー羽州街道楢下宿

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2年間通った楢下の活動成果展。

大学内の4つの学科・コース(歴史遺産学科、美術科日本画、文芸学科、建築・環境デザイン学科)が関わったプロジェクトで、歴産の2年生と日本画の2・1年生らが展示作業を行った。

地元のみなさんもわざわざ大学まで見に来て下さり、学生たちの労をねぎらってくれた。

調査・研究の成果をわかりやすく伝える(出版・展示)ービジュアル・アウトプットが歴史遺産学科のモットーです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019-05-06

地域とともに

2年前からお世話になっている上山市楢下

かつて羽州街道の宿場町があった集落で、その一部が国の史跡に指定されている。ここには「羽州街道「楢下宿」研究会」という住民主体のまちづくり組織があって、手弁当で史跡の保存・活用にもあたっている。

 

 

ゴールデンウィーク中は29日に集落の春まつりがあるほか、5日には春のそばまつりを行って観光客にもサービスしている。

今年は上山城まつりに楢下名物「納豆あぶり餅」の出張販売に出かけた。

 

昨年から楢下に通っている学生たちが研究会のみなさんと連休中を過ごした。

27日には金山川にこいのぼりを設置し、かつて楢下で使われていた消防腕用ポンプなど3台を展示した。

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29日は集落の春祭り。街道沿いの各家の軒先には提灯がずらりと並び宿場町の風情をみせる。

観音堂の裏にある集落の鎮守ーお神明様に続く155段の石段。お年寄りや雨の日は登るのがきつく、2年ほど前から麓の公民館で祭礼を行っている。山神社の前では当前組の女性たちが参詣者にふるまいをする。

「おじいさんの村」にも歌われたお神明様の石段、お祭りの日はきれいに掃除されていた。登り口は木々がトンネルのように覆いかぶさっている。

 

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学生たちは山に行きタラノメ、ワラビ、たけのこを採ってきた。大黒屋ではリヤカーを使った露天てんぷらまつりが始まった。

さらに昨秋の採ったマツタケまでごちそうになったという。

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3日は上山城まつりのお手伝い。

学生が提案した納豆あぶり餅の竹串回収箱のアイデアが好評だった。

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5日はそばまつり。会場設営から調理場、受付、そば出しまでフル回転した。その場であげる山菜てんぷらは最高。うちあげでは囲炉裏を囲み炙った厚揚げやシシ肉、山菜などに舌鼓。

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研究会のみなさんありがとうございました。夏祭りにはもっと大勢で参ります。

地域に学ぶ、地域を支える、、、、、、歴史遺産学科の学び

 

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