12月26日(金)
今日は朝がけの日。まだほの暗い6:30に宿を出発。7:00前に村に着く。Uさん(62)が昨日のやり残しの叩きをやっていた。一日かけてモーエンナムという水甕の成形工程や道具をすべて記録した。道具の実測していると犬が足元に寄り添ってくる。気持ちよさそうに昼寝。タイの田舎の犬はこんな感じのが多い。犬との付き合い方、距離感が表れているような気がした。
3時頃から工房のまわりに人が集まってきた。今日は市の立つ日(7日市)だ。近隣の村から商品を持って人々が集まり市で売る。村中の人が出てきてお祭りのような騒ぎになる。土器作りを冷やかしに来てついでに買っていく人もいる。5時頃になると、年長で最も土器作りがうまいNさん(66)がノートを持ってショバ代の集金にまわる。小さな店で10B、大きな店だと20B。ムアイという竹で編んだ蒸し器の底敷き2枚を買った。夕方、ポターに案内してもらって粘土採掘場所を見に行った。