歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
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2014-02-02

チェンマイの北へ・・・メーサー渓谷とモンジャム

 

モンジャムのエコ・アグリカルチャー・ツーリズム 

 

1月3日(金)

きょうは旧市街を出て北を目指す。途中、友人のおばあちゃんの具合が悪くて午前中を病院で過ごす。

お昼にメーサー渓谷のエレファントキャンプに行きゾウさんと遊ぶ。童心にかえる一時。

 

エレファントキャンプから近い、モンジャムのモン族の村へ行く。

ここも50年ほど前にロイヤルプロジェクトでつくられた計画村。ケシ栽培の撲滅、少数民族の文化の保存・経済支援が目的である。見渡す限りの山が野菜畑やフルーツの畑。ブドウ園・イチゴ園にコテージを併設したレストランで昼食を食べる。村を抜けると丘の上にキャンプ場があり花畑の周りには、夕日や星空を見にたくさんのタイ人が来ていた。モンの人たちは農作業中も民族衣装を着る。民族アイデンティティのためか、観光のためか。子供たちも民族衣装を着て嬉しそうにカメラに収まる。観光客への対価としてのサービスなのか。ドイプイのモンの村のそうだったが、タイ人たちは彼女たちにカメラを向ける人はほとんどいない。かたや欧米人や自分も含め日本人の多くはあたかも「人間動物園」のように好奇の眼差しでみる。「エコツーリズム」「エスニックツアー」の現場で感じたこの違和感はなんだろう・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近くにはエコ・アグリカルチャーの村として2005年にオープンしたカレン族(首長族)のトン・ルアン村もある。

 

 

ひとりひたすら祈る女性がいた・・・・ワット・チェディ・ルアン

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