1月2日(木)
旧市街を出て西の方を目指す。九十九折れの坂をのぼるとチェンマイ一(いち)の観光地-ドイ・ステープ(1,676m)がある。チェンマイ大出身の友人によれば、毎年新入生が学部(20もある)ごとに先輩たちと仮装?してドイステープまでパレード(行軍)をするそうだ。炎天下にこの坂を登るのはかなりきついだろう。以前イサーンの地方都市で高校生の体育祭パレードを見たけど、テーマを決めて衣装や化粧に工夫を凝らした本格的なものだった。
車を降りて300段余りの階段を上ると山の上にワット・プラタートという黄金に輝く寺院がある。参道には観光客の目を引くかわいいモン衣装の子供たちが・・・・。考えさせられる。傍らでは地元の中学生たちがモンの子どもたちの就学のための募金活動をしている。
参道には「野良犬」がたむろしている。それ自体は珍しいことではないが、なにかが変だ、と思ってよく見ると、野良犬がみんな太っている。街中の食堂をうろつく犬は決まって痩せているのに。ほどなく理由が分かった。かれらは野良ではなく餌をもらっているのだ。街中のお寺にも同じような野良犬が居ついており、観光客の募金でドックフードをもらっているのだ。これも仏の慈悲の心なのだろうか。
近くにある王室の離宮プーピン宮殿にいく。桜並木の花がちらほら咲き始めている。ここ10年あまり王様は来たことがないというがさすがに管理が行き届いている。驚きは庭園の花々。日本で咲く四季の花々が同時に咲いているではないか。大輪のひまわりの横で葉ボタン。ツツジやバラや・・・。私の好きなクリスマスツリーがいっぱい。それにしてもタイ人は花が好きである。
それからドイプイにある観光化されたモン族の村を訪ねる。ロッデン(ソンテウ=相乗りタクシー)が駐車場に入れないほどたくさんの外国人が訪れている。
もともと山岳部に点在していた人々を周辺開発に乗じて1か所に集住させた村である。王室・国家プロジェクトと聞いた。現在200戸ぐらいあるという。モンの建築の特徴を踏襲しているが、現代風の家もある。麻薬になるケシ栽培をやめさせ、畑を開発して野菜や花作りに雇用している。村の中の道・路地を埋め尽くすように店が立ち並び、民族衣装を着たモンの人たちが観光客の目を楽しませている。売っているのはモンの民芸品もあるが、チェンマイの街中と同じものが多く並ぶ。若い子たちはタイ語を話し、バイクで町に買い物に出ていく。集住、都市近郊農業、観光化によって彼らの生活はどう変化したのだろうか。
山を下りてチェンマイ大の近くのおしゃれなカフェでくつろぐ。夕食前にタイ・マッサージ(90分180B=約540円)をして帰る。学生らしき若者も来るリーズナブルな店だった。
Soap Art in
Night bazaar