歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
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2014-08-28

フィールドワーク演習2日目

827日(水)はフィールドワーク演習2日目でした。この日は午前に昨日に引き続き古文書撮影をおこない、午後からは山形市前田地区を散策しました。

 

午前の撮影では、三脚や撮影道具の準備もしっかりとできていて、撮影も昨日より丁寧におこなえていました。1年生の皆さんは若いので覚えが早いです。

午後からの前田村散策では、江戸時代と明治時代の絵図を片手に昔の景観と現在の景観を比較していきました。最初に訪れた熊野神社では、班ごとに石碑を調査し発表するということをおこないました。熊野神社には、石碑がいくつかあり、その中には「童女」と書かれた石碑や供養塔など様々ありました。そして、境内の中を絵図と比較することもしました。絵図には、大きな木が描かれており、それは現在のどの木に当たるのか…など絵図と比較することで熊野神社についての理解が深まりました。

その後、前田地区を散策しました。ここでは、絵図にも描かれている昔からの道を歩き、そこでは蔵のあるお宅や煙出しのあるお宅など、古い街並みの雰囲気を感じることができました。

このように、絵図と比較しながら現地を歩いてみることで発見がたくさんあります。次回からは、前田村の史料撮影に入っていきますが、史料の中には現地調査で発見したことに関連したものもでてくると思います。どのような史料に出会えるか楽しみです。また、今回現地で見つけたことを地域の人に尋ねてみることでもっと理解が深まるのではないでしょうか。

次回の更新をお楽しみに。

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