こんにちは!副手です。
夏も終わりに近づいてきましたね。
今回は東北文化研究センターの調査に同行し、旧朝日村鶴岡市の大鳥に行ってまいりました!
初日は到着後すぐに、トチの実&クルミ拾いへ。
いつもお世話になっている猟師さんにご案内していただきました。
最初は道端のクルミを拾っていましたが、途中から足場が大変なことに。。
慣れない山道に悲鳴をあげながら登っていくと、上から落ちたトチの実が大量に溜まっている場所を発見。
「お宝だ~!」とようやくみんな笑顔を取り戻し、夢中になって拾いました。
この時期の大鳥を歩くと、いたるところに乾燥中のトチの実が並べてあります。
今回は拾うところから体験することができました。
あわせると結構重い・・・!
怪我もなく、無事に降り、「楽しかった!」という声があがります。
でもこれが毎日となると、大変。
ここで暮らす人たちの力強さに圧倒されます。
2日目は二手に分かれて、集落を歩いて地図作り。
じっくり歩いていると色々な発見がありますね。
季節の食べ物にも出会います!
2日目も猟師さんと一緒に山に入った学生たち。
今年初物のきのこを入手!(このとき熊に遭遇しかけたとか・・・)
夜は美味しい茸料理を振る舞っていただきました。
箸がとまらず!おいしいおいしい。
こういう交流の時間が、一番楽しいですね。ありがとうございました!
最終日も集落調査。 より詳細を残すため、歩き回ります。
ここでホオズキを収穫するおばあさんに出会いました。
お土産にいただいたホオズキ。なんと食べれるみたいです!
おばあちゃんは風邪のときに食べると言っていました。豆知識。
そして薪割り体験。
その後、大鳥に移り住んだ彫刻家の方(大鳥には面白い人がたくさんいます)にご案内していただき
集落全体を見渡せる山の頂上へ。
良い汗かいたね!
そして帰りはプチ冒険コース。
ここは道なのか? と全員疑問に思いながら、楽しく降りてきました。笑
みんな少し逞しくなった気がします。良い体験をさせていただきました!
最後は日本海をみて帰宅しました。みんな、おつかれさま!
歴史遺産学科の学生は今回のように東北文化研究センターの研究員の方々と活動する機会があります。
約2年間かけてそれぞれの調査地に通い、そこでの成果を一冊のブックレットにまとめます。
次回は10月にトチの灰汁抜きを予定。その後は雪深い冬の大鳥へ・・・