最終日となり一週間にわたる旧石器フェスティバルの余韻が消えぬまま、早朝に韓国を発ち、お昼過ぎには日本へ帰国しました。韓国に何か月もいたかの様にたくさんの事があり、たくさんの事を学び、一週間前に会ったとは思えないくらい親しみを感じる様な人達に出会う事の出来た最高の一週間でした。たとえ文化や言語が違えども考古学・遺跡に対する思いは世界共通であることを実感しました。離れていても同じ想いを持った人がいる、それはこれからの私たちの未来、そして考古学の未来への原動力になると確信しました。(菊池)
韓国に本当に一週間もいたのか疑うようなあっという間の時間でした。毎日が新しい発見の連続で様々なことを学びました。特に、日本と比べ「考古学」という学問についてとても認知されているということが衝撃的でした。ぎっしり並べられたブースに絶えず人が溢れかえる、という光景は中々日本では見られないと思います。そして、日本でもこのような祭りが開催されるようにどのようなことをすればいいのか考えさせられました。また、出会った人たちはどの人も親切でバイタリティに溢れていました。今回の韓国訪問を通して世界の人たちとの繋がりがどれほど素晴らしいものなのかを体感することができました。私たちのような若い者こそ、自分自身の足で世界を歩くことが大切だと感じます。(塚野)
最後にこの場をお借りして、今回招待してくださった諸先生方、移動や宿泊の際に親身に接していただいたスタッフの皆さん、祭りを一緒に盛り上げていただいた韓国スタッフの隊員さんと韓国の学生スタッフ、各国から招待された国際的なメンバーの皆さん、宿泊先の店員さんやレストランの店主さんに心より感謝を申し上げます。
それではみなさん、ここまで読んでくれて・・・カムサハムニダ!!!
最終日もたくさんの人がブースへ足を運んでくれました(上)
孤石亭での集合写真(バックには数十万年かけて自然の川が浸食した玄武岩台地を一望できます)(下)