7月30日に始まった調査。予定通り本日撤収した。
土のう祭りのような高揚感はなく、さりとて緊急調査で終了と同時に待っていたブルで削られるような悲しさ・虚しさもない。
ただ、終わったという達成感ともろもろの後悔(30年掘っていても必ず付きまとう)。走馬灯のように思い出す1ヶ月の出来事。

午前中からトラックに積み込みをする。夕方 林の中を,最後の機材を抱えて撤収する。
そして、日向洞窟遺跡の調査が始まった。続けてこれに参加するもの。実家の自治体の調査に参加するもの。短い夏休みに入るもの。引き続き調査を続けるもの。手弁当発掘に参加するもの。みな残り少ない夏を追い求めるように散って行った。