瓜割丁場での興奮が冷めやらぬまま、陽気に誘われて沢福等(さんぶくら)の山を歩いた。
最後に機械切りが入った丁場からはじまり、5か所の角石丁場と山じゅうに点在する間知石丁場、鍛冶小屋跡を歩いた。機械切りが入った場所を除くと、沢福等はもう廃絶して50年ほどたつ。つわものどもが夢のあと。木々が生い茂るなかにも往時のにぎわいを感じることができる。
「和」「昭和三十三」「弘」「御盆記念」「大正拾」「○に三」、壁面に刻まれた文字。貴重な資料だ。
足元に注意:水に足を落とすキャラ・・・誰ですか。沢福等丁場
瓜割丁場にて