佐藤チュートリアル「石碑と古道研究会」では滝山地区の石碑調査を行ってきましたが、いまはこれをまとめるべく、東北文化研究センターから出してもらえることになったブックレットの作成にいそしんでいます。
先週13日には山形市前田地区の南原公民館にて、自分たちの研究を進めてきたなかでの疑問点などを、滝山地区の歴史に詳しい滝山郷土史研究会と前田地区の方々から聞き取り調査・研究会を行いました。
事前にこちらから質問事項をお送りし、当日はこれについてひとつひとつ、郷土史研究会の新関会長・月田副会長はじめ地域の方々5名から懇切丁寧にご回答を頂戴しました。
内容は、「瀧山塔」だけではない湯殿山や蔵王山の石碑についてどう考えるか、それぞれの石碑はいつ頃から現在地に立つようになったのか、土坂の観音堂にある畜魂碑はどのようないわれがあるか、瀧山の水神信仰や水利に関するさまざまな問題などなど、時間が経つのも忘れる程、興味深いお話しを伺うことができました。
この成果を是非ブックレット作成に生かしていきたいと思います。
滝山郷土史研究会および前田地区のみなさま、お忙しいなか私たちのために時間を割いていただき、またいろいろご教示いただき、ありがとうございました。