ポスターセッション会場の様子
「考古学野外演習」では、3日間遺跡の発掘に参加する。何気なしに参加した演習だったが、非常に面白く、私は考古学の虜になってしまった。その発掘中に任された仕事が、「水洗選別」だった。水洗選別は、微細遺物(石器や土器、動物の骨など)の回収を目的に、発掘中に出た土を持ち帰りふるいにかける作業のことだ。
その水洗選別による中間的成果を、4月19・20日と岡山大学で開催された考古学研究会第60回総会・研究集会のポスターセッションで発表してきた。タイトルは「日向洞窟遺跡における水洗選別資料の分析と堆積構造の検討」。発掘の成果の中に、自分が行った作業の成果を加えて貰うことが出きて、とても嬉しかった。ポスターセッションの発表代表者は長井謙治先生である。学生は自由参加であったが、同行した私も説明する機会を得た。はじめての経験だったがなんとか自分の言葉で説明することができた。また、期間中に第一線で活躍している研究者の皆さんから様々なことを聞くことができ、とても参考になった。
考古学の楽しさを、今一度感じた2日間だった。今回の経験を、今後の研究に活かしていきたいと思う。
発表の風景
会場となった岡山大学構内