県立博物館のプライム企画、小学生対象の縄文土器作り講座が開催された。
県博と歴史遺産学科の連携講座で、2週にわたって土器作りと野焼き、石器作りを行う。
山形市内から集まった小学校1年生~6年生まで多彩な顔触れ、保護者も含め25名が土器作りに挑戦した。小学校の子どもたちの集中力は2時間が限界と思い込んでいたが、予想に反して午前中、一切休憩もせずに真剣に作業に取り組んでいた。
予定外だったが、保護者にも全員作っていただいた。それが功を奏したのか。父母の真剣な姿が子供にも伝わったのかもしれない。
先日の中学生もそうだったが、吸熱効果を利用した土器による水貯蔵の話は、小学生もすぐにわかってくれた。「打ち水」の効果を家庭科で習ったそうな。煮炊きに使った土器は水もれしない・・・実験すると疑い深い子供はススの着いた土器の方をわざわざ近くまで寄ってみていた。小学生はのりがいい。こんな子供たちばっかりだと授業楽しいだろうなと・・・・
最後、時間が余って人形なども作ってもらった。子供の発想、造形力には驚かされる。