歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
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2013-01-16

連続でゼミの発表報告でやんす

ジョハリの窓からおばんです。蜻蛉と申す者ざんす。

私はお正月楽しく過ごしましたよ、母方の実家で卓球しましたしね。

正月太りもギリギリ回避しました。もし正月という魔物に屈してしまった方、まだ大丈夫、夏までに頑張りましょう。

 

今回はK氏とボーダーさんが発表した翌日に私が発表しました。

なぜ連続でゼミの発表をしたのかというと、後期の授業期間中にゼミ生全員の発表を終わらせるためです。つまり日程調整ですね。

 

ということで発表でございます。私の後期最後の発表は「天童氏に関する軍記物比較」というテーマで行いました。

皆さんは天童氏というものをご存じでしょうか?

天童氏は天童城(現・舞鶴山公園)を居城として、現在の天童市に勢力を築いていました。

伊達氏・最上氏と抗争を繰り広げ、村山地方北部に強い影響力を持っていましたが、天正年間に山形城の最上義光によって滅ぼされました。

今回の発表では、天童城落城について記されている『天童落城並仏向寺縁起』『天童落城記』『天童軍記』の3つの軍記物を取り上げ、それぞれの軍記物を比較・考察しました。

まとめとしては、『天童落城並仏向寺縁起』は天童氏についた将士の活躍に関する記述が大半であること、一方で『天童落城記』『天童軍記』では最上氏が天童氏についた武将に調略を仕掛ける様子や天童市に伝わる「喜太郎伝説」にも触れられているなど、『天童落城並仏向寺縁起』よりも読み物としての完成度を重視しているのではないかという結論に達しました。

ですが、天童落城に関する文書は非常に少なく、今回の軍記物に記されていることが事実かどうかを確認することはとても難しいということを改めて感じ、先のK氏同様、卒業論文への課題となりました。遅くても2月上旬あたりまでには最終テーマを確定したいですね。

 

そして私が発表で玉砕した後、その場にいたゼミ生全員で模擬グループディスカッションを行いました。

もちろん就活対策ですよ。私は進行役というものをやってみましたが、短時間で結論を導くために議論を進めるというのは非常に難しいことでした。

説明会参加や企業訪問、ES対策にSPI対策、面接対策とやることはいっぱいありますがどれも疎かにせず進んでいきたいですね。あ、もちもん卒論も。

 

明日は弁慶殿とMr.stagの発表です。詳細は2人のどちらかがブログを更新するのでそちらをお楽しみに…。

長くなってしましました、では皆さまおやすみなさい。私はこれから明日の授業のレポートをします。

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