9月3日の13:00から大学内で東北文化研究センターと歴史遺産学科、霞城学園高等学校と協力し、
「鉄道と山形と私たちのくらし」という講座を開催しました。
一般の方6名、霞城学園の学生が9名に加えて歴史遺産学科から6名参加しました。
「鉄道の目的と役割」「地方鉄道の将来」という2つのテーマに関して講義をした後にそれぞれ意見交換を行いました。
講義の前には山形県立博物館の方から鉄道関係の貴重な資料を協力していただき本当にありがとうございました。
意見交換は社会人、芸工大生、高校生の間でさまざまな意見が交換できました。
「鉄道の目的と役割」では鉄道はただの移動手段にとどまらず、山形のPR の役割を備えているという意見や、鉄道のスピードアップに関しては移動速度を速めるために速度を上げるべきという意見や、景観を楽しむために今の速度のままで良いという意見が出たりしました。
「地方鉄道の将来」では鉄道の復旧・廃止の議論では鉄道は地方にとっては移動手段や都市との交流における最後の砦としての役割を持っているため、廃止してはいけないという意見が出ました。
今回の講座は、世代に関係なくいろいろな意見交換ができたと思います 。
参加した方々や資料を協力してくださった山形県立博物館の方々などありがとうございました。